文化 Murakami KAIZOKUを世界へ

■日本遺産「村上海賊」が「重点支援地域」に選定されました
日本遺産「“日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島―よみがえる村上海賊“Murakami KAIZOKU”の記憶―」が令和7年度の日本遺産の継続審査において、「認定継続」となりました。
また、他地域のモデルとなる地域として「重点支援地域」に選定されました。今回の選定により、今後、文化庁からの助言や支援を受けながら、保存・活用に向けた取り組みをさらに進めることができます。

●日本遺産とは
日本遺産は、日本の歴史や文化を語るうえで欠かせないストーリーを文化庁が認定する制度で、平成27年度に始まりました。地域の文化財や伝承などをまとめた“物語”を通じて、その土地の魅力を再発見し、地域活性化にもつなげることを目的としており、これまで104件のストーリーが認定されています。尾道市は「箱庭的都市」「村上海賊」「北前船」の全国最多3つの日本遺産がある“日本遺産のまち”でもあります。

●村上海賊とは
芸予諸島を中心に活動した村上海賊は、理不尽に船を襲い、金品を略奪するパイレーツとは違い、掟に従い航海の安全を保障する「守る海賊」でした。海とともに生きた彼らの記憶や痕跡は、今も各所に残されています。

●特別ツアー
「戦国時代の村上海賊と尾道」村上海賊が息づく時代と尾道の関係とは!?身近なところに残る村上海賊の記憶を、ガイドと一緒に歩き、そして四駆のようなパワフルなRIBボートで遺構を海上から見学し、風を切って進む爽快感と大海原の解放感を全身で体感してください!
日時:11月9日(日)9:00~18:00(予定)
場所:尾道駅前集合
定員:30人
締切:11月4日(火)