- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県庄原市
- 広報紙名 : 広報しょうばら 2026年1月号(No.250)
■合言葉は「一人一人が主人公!」 創立100年を迎える西城紫水高校
第3回目の「放課後ジャーニー」は、「広島県立西城紫水高校(さいじょうしすい)」へ!
全国的にも珍しい部活動や地域での活動にフォーカスします。
■西城紫水高校の魅力
▽少人数授業
少人数制の特長を生かし、一人一人の理解度や個性に応じた、きめ細かな指導を行っています。
質問や意見交換がしやすく、生徒と教員の距離が近いことも大きな魅力です。
▽地域貢献
地域行事への参加やボランティア活動など、地域の皆さんと共に活動することを重視しており、学校はまさに「地域に育てていただく学びの場」となっています。
▽荻野(おぎの)寮
学校から徒歩3分の好立地にある荻野寮。最大44人が入寮可能な寮では、現在、男子17人、女子5人が生活しています。
部屋の中は、基本2人の相部屋で、お互いのプライバシーを守りつつ、共同生活を送っています。
寮生は朝・昼・晩と1日3食、寮の食堂で温かい食事が提供されます。

西城紫水高校には、精密さを極める「射撃部」と、地域の伝統を受け継ぐ「神楽部」という2つの個性豊かな部活動があります。
対照的な世界で活動する生徒たちに、競技の魅力や成長の実感を聞きました。
■静寂の先にある、一発へのこだわり
静かに的を見つめ、呼吸を整え、引き金に意識を集中させる――射撃部の練習は、まるで自分の内側と向き合う時間のようです。
細かな姿勢の調整やメンタルの安定が競技に大きく影響するため、日々の練習では反復と集中が欠かせません。
現在の部員は3人。その全員が1年生で、試行錯誤を繰り返しながら、和気あいあいと部活動に取り組んでいます。
射撃部の存在が入学の決め手になったという部員も。
「今までの自分を超えたときに達成感がある」と話す表情には、積み重ねてきた努力への自信がにじんでいました。
静寂の中で技術と精神力を磨く経験が、部員一人一人の成長を支えています。
■響き合う音、受け継ぐ舞
太鼓の音が練習場に鳴り響くと、舞に入る生徒たちの表情が一気に引き締まります。
神楽部は、地域の神楽団から指導を受けながら、伝統の舞を高校生ならではの感性と力で表現しています。
2年生の清水さんは「人前で舞うことで、地域とのつながりや、支えてくれる人への感謝を実感できる。神楽を通じて、表現力や伝える力が身に付いた」と話します。
複雑な動きや息を合わせる難しさに加え、重い衣装や視界の限られる面も、舞には欠かせない要素です。そうした条件の中で舞に向き合うことで、集中力と表現の深みが培われていきます。
神楽に興味を持つ人が、もっと増えてほしい――
伝統を受け継ぎながら舞台に立つ思いが、次の世代へとつながろうとしています。
静と動、異なる世界で活動する射撃部と神楽部。しかし、話を聞くと、どちらの部にも「自分自身と向き合う時間」を大切にする共通点がありました。
西城紫水高校の放課後には、今日も多彩な挑戦が息づいています。
問い合わせ:
本記事に関すること…行政管理課広報統計係【電話】0824-73-1159【E-mail】[email protected]
内容などに関すること…広島県立西城紫水高校 教頭 平井【電話】0824-82-2511
