- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県庄原市
- 広報紙名 : 広報しょうばら 2025年9月号(No.246)
■[環境政策課]民間事業所初のクーリングシェルター
指定暑熱避難施設協定の締結
8月1日、「ホームプラザナフコ庄原店」と指定暑熱避難施設協定を締結し、本市では初めてとなる民間事業所施設のクーリングシェルターが誕生しました。
※クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)は、熱中症特別警戒アラートが発表された際、市民などが暑さをしのげる場所として開放する施設で、本市では令和6年度に市役所庁舎などを、本年度は自治振興センターなどの公共施設をクーリングシェルターとして指定しています。
8月13日には八谷市長がホームプラザナフコ庄原店を訪問し、中田佑樹(なかたゆうき)店長に対し、クーリングシェルター施設の登録、協力への感謝の言葉を伝えました。
中田店長は「クーリングシェルター指定に際し、店内にベンチやブラインドがある休憩スペースを設置したので、来店時だけでなく、猛暑日などには気軽にご利用いただきたい」と話しました。
■[市民生活課]更生保護への理解を深める
第75回 「社会を明るくする運動」庄原市推進大会
庄原市ふれあいセンターで、第75回「社会を明るくする運動」庄原市推進大会を開催しました。
「社会を明るくする運動」とは、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。
開会式では、古賀正明(こがまさあき)広島保護観察所長の代理で、光畑学(みつはたまなぶ)統括保護観察官から大会委員長である八谷市長へ、内閣総理大臣による同運動の推進メッセージが伝達されました。
その後「君の笑顔に会いたくて」と題して、作家・保護司・認定特定非営利法人ロージーベル理事長の大沼(おおぬま)えり子(こ)さんによる講演が行われました。
大沼さんは、歌や手紙の朗読を交えながら、保護司としての活動や、社会で孤立している青少年たちの居場所づくりを始めた経緯について話し、地域で子どもたちと向き合うことの大切さを参加者に伝えました。
■[地域推進課]持続可能なまちづくりを推進
地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)にかかる感謝状贈呈式
6月13日および7月29日、市役所本庁舎で、地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)にかかる感謝状贈呈式を行いました。
これは、昨年度、株式会社松原組(福山市)とファロスファーム株式会社(大阪府四條畷市)から、企業版ふるさと納税制度を通じて寄付をいただいたことに感謝の意を表するため実施したものです。
当日は、両企業の代表者に対し、感謝状の贈呈を行った後、これまでの事業活動や本市への思い、地域の未来像などについて意見交換を行いました。
なお、株式会社松原組からの寄付は高野町の地域振興事業に、ファロスファーム株式会社からの寄付は農業振興事業および関係人口創出事業に活用することとしています。
今後も「誰もが安心して住み続けられる持続可能なまちづくり」を推進していくため、企業版ふるさと納税制度を積極的に活用していきます。
■[教育指導課]本の魅力を伝える 「子供司書」を目指して
「子供司書」養成講座
市教育委員会は、毎年、市内小学5・6年生の希望者を対象に「子供司書」養成講座を行っています。
本年は16人の児童が受講し、7月19日に、第1回目の講座として「全体研修」を行いました。
「子供司書」とは、学校や地域の図書館で読書の楽しさを伝え、周りの友達に読書を好きになってもらうために活動をする、読書活動推進リーダーのことです。
受講者は、日本十進分類法の学習、絵本の読み語りの練習、ポップ作りの演習などに、熱心に取り組みました。
参加した高小5年生の德永呼春(とくながこはる)さんは「絵本の読み語りをする際は、見ている人に伝わるよう、たくさんの工夫をしていることが分かった。ポップもたくさん作りたい」と話しました。
養成講座では、12月まで図書館業務の体験や、各学校で読書活動を推進する活動を行います。
活動が認められれば、1月に県教育委員会から「子供司書」として認証される予定です。