- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県庄原市
- 広報紙名 : 広報しょうばら 2025年11月号(No.248)
■小中学校で取り組む食育
食育は、生きていく上での基本であり、知育・徳育・体育の土台となります。私たちは、さまざまな体験を通して「食」に関する知識や、「食」を選択する力を身に付け、健全な生活を実践できるよう、食育の推進に取り組んでいます。
今回は、総領学校給食共同調理場の「総領うまか汁」を紹介します。これは、今から15年前、当時の総領小学校6年生の児童が学校での学習を通して考案した給食レシピです。地元の食材や特産品を使い、地域の魅力が詰まったおいしいレシピを考えようと、子どもたちが話し合いながら創作しました。総領産のこんにゃく、ホウレンソウ、シイタケをメインに、子どもたちが好きな具材を加えたお汁です。
15年たった今でも、給食のリクエスト献立アンケートでは、名前が挙がる大人気メニューとなっています。リクエスト献立に「総領うまか汁」を選んだ中学生は、「地域のものを食べることができるし、具材もたくさん入っていて栄養満点だから」と理由を挙げていました。
総領小学校では、児童が生活科や総合的な学習の時間を通して、総領の特産品である「こんにゃく」を作る工場を訪れます。そこで、総領のこんにゃくが100年以上前から昔ながらの製法で作られ続けていることを学び、地域の誇りに改めて目を向けます。地域の食材や特産品を知ることは、子どもたちにとって「生きた学び」となります。地域の自然や文化、農業についての理解が深まると同時に、自分たちの食に関わる人たちへの感謝の気持ちも育まれます。
また、食材の背景を知ることで、自分で栄養バランスの取れた食事を選択する力が養われ、持続可能な食生活の実践にもつながります。
15年受け継がれている「総領うまか汁」を通して、子どもたちは食を楽しみ、生活を豊かにする基礎を育んでいます。
市内の各学校でもさまざまな食育の取り組みを行っています。ぜひご家庭でも、「食」に興味や関心をもてるよう、声かけや一緒に調理、地域食材の活用などに取り組んでみてください。
問合せ:教育指導課
【電話】0824-73-1184
