- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県東広島市
- 広報紙名 : 広報東広島 2025年9月号
◆慌てないで!災害後に増える住宅修理のトラブル
(独)国民生活センターの相談事例を紹介します
◇相談
突然事業者が訪れ「屋根瓦がずれているのが見えた。3,000円で点検する」と言われた。地震の後で影響が心配だったので、点検してもらうと「放置すると雨漏りがして大変なことになる」と屋根工事を勧められ、約60万円で契約した。慌てて高額な契約をしたことに不安を抱いたので解約したい。
◇アドバイス
台風や大雨、大雪、地震などの自然災害が全国各地で起きています。自然災害の発生後は、災害に便乗した悪質商法のトラブルが多くなる傾向があります。「今直さないと大変なことになる」などと不安をあおり、契約を急かせる手口がみられます。工事の必要性、工期や費用が適正なのか、すぐに判断することは難しいため、その場では契約せず複数の事業者から見積もりを取って検討しましょう。不要な場合は断りましょう。
事業者からの訪問や電話勧誘を受けて契約した場合、クーリング・オフできる可能性があります。
問合せ:消費生活センター
【電話】082-421-7189