しごと 思いを引き継ぐバトンタ”事業承継”

事業承継の大切さを伝えたい!
地域おこし協力隊 岡本 康太郎

■第3回 “家族の誰かが継ぐ”は当たり前?
「お父さんの仕事、誰が継ぐの?」
「いつかこの仕事、継いでくれるんじゃろ?」
そう言われて、なんとなくうなずいていた高校生の頃。
でも進学、就職、結婚…時がたつにつれ、その話は少しずつ遠ざかっていきました。
「うちの子がきっと…」と期待していた親世代と、「自分の道を選びたい」子世代。
お互いを思い合っているのに、すれ違いが生まれてしまうこともあります。
実際、安芸高田市のアンケートでも、半数以上が親族承継を希望している一方で、「誰が継ぐのか分からない」という声も多く聞かれました。
“家族が継ぐのが当たり前”という考えが、親にも子にもプレッシャーになることも。だからこそ、早めに本音で話し合うことが大切です。
事業承継は、「どう継ぐか」だけでなく、「どう向き合うか」から始まります。

問合せ:商工観光課 商工係
【電話・お太助フォン】47-4024