子育て 子どもが主役!未来をつくる学びのチカラ

市内の小中学校で行われている“学び”を紹介します

■向原中学校
◇紙ヒコーキで育てる創造力と主体性
自ら考えて工夫する力を身に付けてほしいという思いから、昨年4月に始めた紙ヒコーキ大会。条件は「チラシサイズの紙」ということだけで、紙質や折り方は自由。細長く折ったもの、筒状のものなど、飛行距離と時間を伸ばすために試行錯誤した、個性豊かな紙ヒコーキが生まれています。今年からは、より生徒主体で取り組んでもらいたいと、大会の運営を生徒会が担当。その中で、学校のキャラクター「むっかくん」も誕生しました。生徒会メンバーが描いた「むっかくん」のステッカーは、成績優秀者へのプレゼントとして配布。生徒の自由な発想と主体性を生かす紙ヒコーキ大会へと、さらに発展を遂げています。

◇生徒会長 高橋 睦(たかはし むつみ)さん(3年生)
朝早く登校して体育館で練習している友達もいて、みんなの意欲が伝わってくるのがうれしい。僕たちは、計測ミスがないように2人でタイムを測るなど工夫しています。大会では、記録を測ってすぐに発表したり、判断や対応のスピードも求められる場面が多く、対応力が付いたと感じています。

◇生徒会メンバー 伊藤 杏樹(いとう あんじゅ)さん(3年生)
「むっかくん」は、“向”の字がモチーフ。もともと、毎月発行している生徒会新聞に登場する、学校のキャラクターがいたらいいなと思っていたんです。最近では、遠足のクイズ大会で正解した人にも「むっかくん」ステッカーをプレゼント。少しずつ学校の中に浸透してきているのを感じるし、愛着が湧いています。

問合せ:学校教育課
【電話・お太助フォン】42-5628