しごと ETAJIMA GoON!Vol.52

“つなぐ・つながる”をテーマに市内で活躍する人やお店をリレー形式で紹介!

■江田島ポタジェ and レストランBricolage17耕人
空本健一(そらもとけんいち)さん

▽店舗紹介
えたじまの四季折々の豊かな旬の食材を集めて、地産地消率90%を目指しているコースランチとカフェのお店。完全予約制。食べられるお庭(ポタジェ)は、果樹やハーブ、野菜、お花などで彩られる。
サンセットデッキ「sora to umi」からは裏宮島に沈む夕日を眺めることができ、非日常体験ができる。

▽目線は100年先を 視点は地球を俯瞰して 今いる場所を耕せ 我耕す、故に我あり。
夕日が沈む黄昏時。展望デッキから望む空と海が橙色に染まる景色を見て、素直に「美しい」と感じる。

沖美町是長にある江田島ポタジェ and レストランブリコラージュディセットは、目の前に宮島を眺め、広大な海と夕日を感じながらえたじまの野菜や海産物など島の恵みを味わうことができる。
お店を運営する空本健一さんが振舞う料理は、90%以上が島の食材。今手に入る旬を自ら島を周って調達し、食を通じて江田島市の魅力を伝える。
空本さんは、広島市で古着屋を経営後、江田島市へUターンした。「いつかは島に帰ろうと思っていたが、思ったより早かった。」当時、地域おこし協力隊として活躍していた峰尾さん・西村さんの姿が輝いて見えたことや久しぶりに地元に戻り参加した中町八幡神社例大祭を経験したことなど、多くの理由が重なり、江田島市に戻って来た。「島に帰って来て(心身ともに)元気になりましたよ。」笑いながら話す空本さんの言葉から、今を謳歌しているのが伝わった。
お店をオープンして今年で5年が経った。6年前に清水さんから夢来来を受け継いで、少しずつこの場所を育ててきた。今では島外から多くのお客様が訪れ、海外からも増えた。この場所を″島の人と外の人が混ざり合う場〟として耕してきたからこそ人が集う。

休日はアートに触れ、「美しい」感性を磨いている。江田島市と広島市の二拠点生活(住民票は江田島市)を送る空本さんには今の生活がフィットしている。「島にずっといると(島の良いところが)見えなくなる。」外から島を見ることで島の良さに改めて気づく。「江田島市の立地はすごくいいですよ。」広島市へ船で約30分の位置にある江田島市は、景色を楽しむことができるし、すぐ街にでることもできる。この魅力をもっとアピールしたい。

ブリコラージュとは寄せ集めてモノを創るという意味。自らがやってきたことを振り返ると、『ナイナラナイデアルモンデ』やってきた気がする。島の今あるモノを最大限活かす。
江田島市には都会のような華やかさは「ナイ」。しかし、都会には到底及ばないような人情あふれる温かさや島の豊かな恵み、素直に美しいと想える夕日が「アル」。島のアルものを寄せ集め、再編集することで人を引き付ける価値に変わる。空本さんならこの場所から島の魅力を発信してくれるだろう。

「島を耕す」ことはまだまだ半ば。お店を訪れて、「うっかり」江田島市に住みたくなる人が増えることを期待する。

■店舗情報
江田島ポタジェ and レストランブリコラージュディセット
住所:江田島市沖美町是長字四郎五郎1782-11