- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県江田島市
- 広報紙名 : 広報えたじま 第248号(令和7年6月号)
■江田島市地域おこし協力隊
国際交流支援員:大方芳恵
観光事業総合プランナー:山田京子
オリーブブランドクリエーター:鉄増千夏
里海コーディネーター:向井綾香
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■今月は向井綾香さん
はじめまして!4月から「里海コーディネーター」として活動を始めました、向井綾香です。広島県福山市出身で、江田島市は父の故郷でもあり、昔からなじみのある場所です。両親とも島育ちで、私も海のある環境で育ちました。ところが、「都会に出る!」と意気込み、進学を機に地元を離れ大阪へ。その後、東京で地域活性に係る仕事をしていました。
そんな私ですが、長期連休などで江田島市に帰ってきた際、年々江田島市の自然の豊かさに魅力を感じるようになり、「いつかこの地で地域活動に携わりたい」という思いが強くなっていきました。そして今回、ご縁があり「地域おこし協力隊」として江田島市で活動できることになり、とても嬉しく思っています。
これから、里海コーディネーターとして、江田島市の豊かな海を活かした「里海学習」の開発と推進に取り組みます。こどもたちが自然の恵みを学びながら、地域の未来を考える機会を作りたいです。そして、「里海」というキーワードを軸に、江田島市ならではのブランドづくりを進め、地域の魅力を広く発信していきます。地域の皆さん、学校、事業者の方々と協力しながら、江田島市の魅力をたくさんの人に届けていきたいと思っています!よろしくお願いします。
▽定置網漁業見学ツアーに参加
SETOUCHI LOCAL TOURISM NORAさんが主催する「″海の仕事″に出会う朝。漁師と出港する定置網漁モニターツアー」に参加し、ひろしまこだわり漁師に認定されている鹿川漁協の西中さん、山本さんとともに定置網漁を体験しました!
まずは、船の上で漁師さんから定置網の仕組みや、江田島市の海で獲れる魚についての説明を受けました。そして、いよいよ網を引き上げる作業へ!漁師さんが力強く網を引き上げる姿は圧巻で、その中にはたくさんの魚が泳いでいました。まさに壮観な光景!
港に戻った後は、漁師さんの指導のもと、その場で獲れた魚をさばく体験も。初めてのことに緊張しながらも、漁師さんの手際の良さに驚きつつ、貴重な経験となりました。獲れたての新鮮な魚はとても美味しく、江田島市の海の恵みを存分に感じることができました。さらに、漁の途中ではスナメリが波間から頭を出す瞬間も!
このツアーには、市外からやお子さんと一緒に参加された方もいらっしゃいました。こどもから大人まで楽しめる素敵な体験ができるツアーなので、興味のある方はぜひSETOUCHI LOCAL TOURISM NORAへお問い合わせください!
▽第201回自然観察会を開催
さとうみ科学館で、第201回自然観察会が開催されました!回数を聞くだけでも驚きますよね。今回は4月末の開催となり気候もよく、海に足をつけるとひんやりして気持ちよかったです♪こどもも大人も夢中になって生き物を探し、あちこちで「こんなのいたよ!」という声が聞こえてきました。最後は見つけた生き物たちをさとうみ科学館の皆さんがわかりやすく解説をしてくれます。なんと2014年に江田島市で発見された新種のエタジマホンヤドカリが2匹も見つかるという嬉しいハプニングもあり、職員の方も驚いていました。
西原館長の「季節によって観察できる生き物が違います。観察会を通して季節を感じてください!」という言葉がとても印象的で、江田島市の自然の豊かさを改めて実感しました。季節ごとに参加すれば、毎回違う発見がありそうですね!
また、4月からは「大人のサイエンスナイト」(18歳以上)が毎月最終金曜日に開催されています。理科の授業や実験を、大人だからこそ楽しめる内容になっています。
江田島市の自然をたっぷり楽しめる観察会や、学びが深まるイベントが盛りだくさん!興味のある方は、ぜひさとうみ科学館までお問い合わせください♪