しごと わたしたちのまちを、キラリと輝かせる!採択団体の取組を紹介(3)

■「みんなの畑、みんなのコンポスト」プロジェクト
しまのぱんsouda!食の循環部部長 西村京子さん

▽団体紹介
「しまのぱんsouda!」は、江田島市産や広島県産の薪で焼いたパンを販売するパン店です。薪窯の余熱活用や環境映画の上映など、循環型社会に向けた活動を続けており、このたび「食の循環部」を立ち上げました。地域・世代をつなぎ、生ごみの資源化や食育を進める「みんなの畑・みんなのコンポストプロジェクト」に取り組みます。

▽今回の申請内容
ひとつの畑を囲み、一緒に作業することで、地域間・世代間を超えた人々の交流を深めます。また、共同コンポスト(キエーロコンポスト)を設置し、家庭で出た生ごみを持ち寄り、堆肥化します。家庭内のごみの中でもっとも多い「生ごみ」の資源化と処理費用の削減、運搬時や焼却時の排出CO2の削減と地域の環境改善を目指します。
井戸端会議ならぬ、コンポスト端会議でお喋りしながら、家庭から出たごみを活用し野菜を育てることで、地域の環境意識を高め、持続可能な地域にしていきます。

▽活動への思い・皆さんに一言
勉強会や収穫祭を行うなど、共同コンポストを市全域に広げることを目標にしています。生ごみ処理費用の削減だけでなく、「自然の循環や人とのつながりを感じられる環境にやさしいまち」として、江田島市のイメージアップにもつながることを目指します。
どなたでも参加していただけますので、ぜひご参加ください。

■旧沖小プール花いっぱい運動
特定非営利活動法人沖美町地域再生会議理事長 勝谷邦三さん

▽団体紹介
当団体は、荒廃農地の開墾・活用を通じて地域の再生とまち全体の活性化を目指す団体です。

▽今回の申請内容
一昨年から始めたブルーベリーは順調に生育し、今年から収穫可能となりましたが、農業指導員のアドバイスにより、今年の収穫は行わず、木を太らせる期間とします。スイレンは、昨年20株増殖しましたが、まだ水面の3分の1が空いているので、今年と来年でプール一面に広げる予定です。また、今年から小プールにカキツバタを移植します。

▽活動への思い
旧沖小プールはまとまった敷地面積があり、日当たりもよく眺望も抜群で、各種イベントをするには最適な場所だと考えています。ここを賑わいづくりの場として、例えば、毎月のマルシェ開催・各種果実狩り・オリーブの収穫体験・季節の花まつりなど、色々なイベントを実施して、近隣周辺の皆様との交流の場として、活用したいと考えています。

▽皆さんに一言
当プール敷地内の周辺空き地には、オリーブやプルーン・ブドウなどを植栽していますが、木と木の空き地にハーブを植え、ハーブ園として活用していきたいと考えています。既に、友人や知人からミント・ローズマリー・レモングラス・ディル・セージなどを株分けして頂き、植栽しています。株分け可能なハーブをお持ちの方は、ぜひお譲りください。

■三高夏祭り
三高つなぐ会代表 木原江美さん

▽団体紹介
三高つなぐ会は、三高中学校閉校記念行事の有志活動をきっかけに、この春発足しました。

▽今回の申請内容
高齢化・少子化・コロナ禍でイベントが減少する中、この春の三高中学校閉校記念行事には400人超が集まり、地域の可能性を感じました。
人が集まりつながることで、地域も元気になるのではないかと思い、旧三高中学校で地域のイベント『三高夏祭り』を8月16日(土)に開催しました。
夏祭りでは、昔懐かしい縁日遊びや屋台を用意し、帰省中の子や孫と遊びに来てもらったり、同級生や地域の方々との再会を楽しんでもらいました。
申請では、今後夏祭りを継続させていくために、
・祭り会場のライトや提灯
・告知用のチラシ、のぼり旗
・縁日遊びの用品、法被などを購入しました。

▽活動への思い
三高地域の活性化に向けて、暮らす人、帰ってくる人、遊びに来る人、内と外をつないで行くこと、たくさんの人が“三高”でつながれることをコンセプトに活動しています。イベント開催を通して、お知らせに伺い、お話しすることで、応援してくれる人や協力してくれる人たちを募って、地域のつながり作りも始まりました。

▽皆さんに一言
江田島市の人口を維持するためにも、みなさん元気に長生きしてください!自分たちが育った地域を作ってきてくれた世代から、次は自分たちの番です。

問合せ:地域支援課
【電話】0823-43-1637