くらし 市政 PICK-UP

■玖北地域の医療の拠点に
▽新美和病院開院
昭和26年から74年目を迎えた美和病院が、7月1日に移転し、開院します。
新しい美和病院は、皮膚科を診療科に加え、MRIが配置されるなど、より充実した医療を提供できるようになりました。
病院正面入口付近の「やましろ架け橋テラス」では、憩いと安らぎの時間を過ごすことができ、病院内の壁や廊下、扉などには、認知機能が低下した人にも優しい内装色や案内表示としています。
また病室内には、美和の特産品である岸根栗(がんねぐり)のイラストを使用するなど、地域に愛されるデザインとなっています。
病院南側の庭には、日常生活に必要な機能回復を行えるリハビリテーションスペースがあり、自然の中で散歩できるコースが整備されています。
今後も市民の健康と命を守る玖北地域の医療の拠点として、患者に寄り添い、地域に愛される病院を目指していきます。

問合せ:地域医療課
【電話】29-5011

■親子でつくる楽しい思い出
▽ぴよぴよ広場「消防署へ探検に行こう」
5月29日、中央消防署で、ぴよぴよ広場「消防署へ探検に行こう」が開催されました。
ぴよぴよ広場は、未就園児とその保護者を対象に、親子のコミュニケーションを図る目的で通年開催されているものです。
参加者は消防隊員から説明を受けながら、普段見ることのできない消防指令センターを見学したり、救急車や消防車の資機材を間近で見たりしました。
また火災時に取り残された人命救助を想定した訓練の見学が行われ、迅速な救助活動を行う消防隊員に、子供たちからは歓声が上がっていました。
イベントに参加した保護者は「救急車に乗れたり、迫力ある消防訓練を見れたりして親子で一緒に楽しめました」と話していました。
市では今後も、親子で一緒に参加できるイベントを通じて、楽しみながら子育てできる環境づくりを進めていきます。

問合せ:中央公民館事務所
【電話】29-5066

■楽しみながら環境問題を学ぶ
▽岩国環境フェスタ2025
6月7日、市役所多目的ホールなどで「岩国環境フェスタ2025」が開催されました。
このイベントは、私たちの暮らしに身近な環境への興味や関心を深めることを目的としており、水道週間・環境月間に合わせて、毎年行われています。
会場では、環境保全活動に取り組む産官学のさまざまな団体が参加し、パネル展示や廃材を利用したエコ工作などの催しを行いました。
訪れた多くの家族連れや学生は、身近な環境問題を楽しみながら学んでいました。
また「ごみって宝だったんだ」と題したミニ講演会も行われ、参加者にごみの再資源化の大切さを呼び掛けていました。
市は、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」の実現を目指しており、今後も地球温暖化対策や環境保全に対する関心と理解が広まるよう、取り組みを進めていきます。

問合せ:環境政策課
【電話】29-5102