くらし 9月・10月は「動物の飼い方マナーアップ強化月間」です
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- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県岩国市
- 広報紙名 : 広報いわくに 令和7年8月15日号
ペットを飼っている人、これから飼いたい人は飼い方や心構えについて今一度考え、飼い主とペットが共に幸せに暮らせるようにしましょう。
■犬を飼う時はこんなことに気をつけましょう
(1)飼い犬の登録をする
生後91日以上の犬を所有している人は、狂犬病予防法に基づき、市へ飼い犬の登録をする必要があります。未登録は法律違反です。犬鑑札は首輪に着けてください。
(2)毎年1回の狂犬病予防注射を受ける
狂犬病は人、犬共に発症すればほぼ100%助からないと言われている病気です。双方を守るためにも狂犬病予防注射は毎年必ず接種させましょう。未接種は法律違反です。
(3)放し飼いは禁止
放し飼いは「山口県飼犬等取締条例」で禁止されています。散歩や運動の際も必ずリードを着けましょう。
(4)散歩中のふんや尿は必ず処理する
ふんの放置や投棄は「岩国市良好な生活環境確保のための迷惑行為防止に関する条例」で禁止されています。散歩の際はふんの回収道具と水を入れたペットボトルなどを携帯し、ふんは持ち帰り、尿は洗い流すようにしましょう。
■猫を飼う時はこんなことに気をつけましょう
(1)室内飼育に努める
外で放し飼いをすると、交通事故や迷子、感染症などの病気のリスクが高くなり、室内飼育されている猫に比べて寿命が短くなると言われています。また猫のふん尿などが近隣でトラブルにつながることもあります。
猫は狭い範囲でも順応して生きていける動物です。外に出してあげないとかわいそうと言う人もいますが、上り下りのできる遊び場を作るなど、室内の環境を整えてあげることで猫にとってストレスのない飼
育が可能となります。
室外の危険から守るため、猫は室内で飼いましょう。
(2)不妊・去勢手術を行う
猫は繁殖力が強い動物です。むやみな繁殖を防ぐため、不妊・去勢手術を行いましょう。手術を行うことで、発情期特有の行動やストレスが軽減されます。
■動物を飼う時は終生飼育が基本です
・動物を飼い始めたら、最後まで責任をもって飼いましょう。
・動物を飼い始める前に、飼いたい動物の習性や寿命、飼い方などの情報収集を行いましょう。
・動物を飼うことによって発生する餌代や医療費などの費用、動物の世話をする時間や体力に不安はないか、引っ越しや就職、結婚などでライフスタイルに変化があっても最後まで飼い続けられるか家族で話し合いましょう。
・ペットが他人の敷地や所有物、公共の場所でふん尿をしないようにしっかりと誘導しましょう。また鳴き声などで近隣に迷惑をかけないようにしましょう。
・犬や猫を飼うときは、首輪などで飼っていることが分かるようにしましょう。マイクロチップを装着することで、迷子のリスクを減らしましょう。
■ペットの熱中症に注意しましょう!
(1)散歩や外出は涼しい時間帯にする
夏の日中は地面が熱くなり、肉球をやけどする危険性もあります。散歩や外出は暑い時間帯を避け、こまめな給水を心がけましょう。
(2)屋外飼育の場合は直射日光が当たらないようにする
屋外飼育をする際は日陰がある風通しの良い場所で行い、十分な水を用意しましょう。
(3)室内が高温にならないようにする
エアコンを使うなどして適切な温度・湿度になるようにしましょう。またペットが自分で快適な場所へ移動できるようにしておきましょう。
(4)車内にペットを放置しない
エアコンを切った車内は短時間でも高温になります。車を離れる場合はペットと一緒に行動しましょう。
■飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費用を助成しています
市では、飼い主のいない猫の増加によるトラブルを防ぐため、不妊・去勢手術を受けさせる個人および団体に対し、手術費用を助成しています。
▽助成金上限額
・不妊手術…2万円
・去勢手術…1万円
※既に飼い猫となっている猫は対象外です
※個人と団体では助成対象や申請方法が異なります
※詳しくはホームページを確認するか、環境政策課まで問い合わせてください
問合せ:環境政策課
【電話】29-5100