くらし [知っちょこPickup!] 10月1日から、マイナ救急の実証事業が始まります

救急現場では傷病者の氏名・生年月日などの基本的な情報のほか、かかりつけの病院や服用している薬などさまざまな情報の聞き取りを行っていますが、状況により聞き取りが困難な場合があります。そこで、救急業務の円滑化を図ることを目的に、マイナ救急の実証事業が全国一斉に開始されます。
マイナ救急とは、救急隊員が傷病者のマイナ保険証(健康保険証として利用登録したマイナンバーカード)を活用し、過去に受診した病院や処方された薬など救急搬送に必要な医療情報を閲覧する仕組みのことです。

◆マイナ救急の効果
・会話が困難な人や家族などが病歴などの情報を正確に把握していない場合でもマイナ保険証を機器で読み取ることで、正確な医療情報を救急隊員に伝えることができます
・必要な応急処置を受けながら、かかりつけや症状に応じた処置が可能な医療機関に速やかに連絡を取ることができます
・医療機関側が治療に向けて適切な受け入れ準備を行うことができます

◆消防本部からのお願い
傷病者のマイナ保険証がなければ、マイナ救急は実施できません。もしもの時に備えて、マイナンバーカードを保険証として利用登録し、普段からの携行にご協力をお願いします。

消防本部のホームぺージ、マイナ救急の詳細は本紙をご参照ください。

問合せ:消防本部警防課救急係
【電話】22-5295

◆マイナ救急の流れ
(1)傷病者が情報閲覧に同意する
(2)マイナンバーカードを読み取る
(3)隊員が医療情報を閲覧する
(4)より適切な処置や搬送医療機関の選定につながる
※詳細は本紙をご参照ください。

■9月9日は[救急の日] 救急医療週間9月7日~13日
◆地域の救急医療を守る取組~市民一人ひとりの行動が「命を守る医療」につながります~
休日や夜間において、軽症患者の救急医療への受診が増えています。そのため、救急医療に携わる医療スタッフの負担が大きくなっています。
大切な命を救うため、救急医療の適切な利用に、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

◇かかりつけ医を持ちましょう
気軽に相談できる「かかりつけ医」を持ち、気になる症状があれば早めの受診を心がけましょう。

◇病気の早期発見・早期治療
年に一度は、特定健診やがん検診を受け、病気の予防に努めましょう。

◇通常の診療時間内に受診
診察時間内のほうが、診療体制が整っており、最適な検査や処置が受けられます。

問合せ:健康増進課地域医療連携室
【電話】27-0255

◆救急医療電話相談~判断に迷ったらまず「相談」~
急な病気やケガをしたときに、「救急車を呼んだほうがいいのか」や「今すぐ病院に行ったほうがいいのか」など、判断に迷ったときの相談窓口ダイヤルです。
看護師などが、けがの症状を把握し、緊急性や応急手当方法、適切な医療機関について電話でアドバイスを行います。

・おとな(概ね15歳以上)
【電話】#7119または、【電話】083-921-7119
相談時間…毎日24時間

・こども(15歳未満)
【電話】#8000または、【電話】083-921-2755
相談時間…毎日19:00~翌朝8:00