その他 PICK UP! 定例会の概要(2)

■可決(全会一致) 水道事業の布設工事監督者および水道技術管理者の資格などに関する条例の改正
9月定例会
本議案は、水道行政に携わる職員数の減少に伴い、布設工事監督者や水道技術管理者の確保が困難となっていることから、水道法施行令の改正により資格要件が緩和されたことに伴い所要の改正をするものです。

▼環境建設委員会での審査
問 現状の体制で対応が困難な状況になっているのか。
答 特に問題にはなっていない。
問 布設工事監督者の有資格者が上下水道局に31名いるが、実際には水道工務課および浄水課に所属する一部の職員が監督業務に当たることについて、臨機応変な対応ができるよう、縦割り組織から横断的な組織体制に変更できないか。
答 今後の組織体制については、職員数の減少を踏まえつつ、組織横断的な対応も含めて検討していく。

[委員会審査結果]全会一致で可決

■可決(全会一致)工事請負契約の締結(旧大河内住宅解体工事)
9月定例会
本議案は、旧大河内住宅解体工事を、条件付一般競争入札の結果、1億5,598万円で、平和建設・原本建設特定建設工事共同企業体と契約するものです。

▼環境建設委員会での審査
問 応札者が2者となっているが、応札者数が増えるよう、入札の要件を緩和してはどうか。
答 この度の条件付一般競争入札は、市内業者を指定しているが、適切な条件設定をしており、競争は担保されている。

[委員会審査結果]全会一致で可決

■可決(全会一致) 水道事業給水条例の改正
9月定例会
本議案は、災害などの非常時において、他の水道事業者の指定を受けた者が本市の給水装置の工事を行うことができるよう、所要の改正をするものです。

▼環境建設委員会での審査
問 災害時には、どの業者でも周南市で工事をすることが可能なのか。どのように精査していくのか。
答 市外、県外の水道事業者が指定した工事店が、周南市で工事を実施することになる。指定された工事店について、ホームページなどにより周知する仕組みが必要であると考えている。

[委員会審査結果]全会一致で可決

■可決(全会一致) 一般会計補正予算(第4号)
9月定例会
※補正予算に計上された経費について、抜粋して掲載しています。

◆物価高騰対策費(学校給食材料費高騰対応分)
国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、学校給食材料費の高騰に対応するものです。
▼予算決算委員会での審査
問 財源に一般財源があるが、その内訳は。
答 臨時交付金の市全体の枠を他の事業と按分したところ、事業費全体の65%に充当でき、残りを一般財源とした。なお、一般財源には、臨時交付金の対象外である教職員や給食センターの職員分の給食材料費が含まれる。

◆法定外公共物管理事業費(河川維持)
地域で維持管理する水路への原材料支給のための予算200万円を計上するものです。
▼予算決算委員会での審査
問 法定外公共物維持工事補助金の増額について、通常は補正をせず、予算に達した場合は、次年度で対応するのではなかったか。
答 水路には絶えず水が流れており、崩れたままにしておくと被害が拡大するため、直すことができるよう計上した。

[委員会審査結果]全会一致で可決

■可決(全会一致) 令和6年度水道事業会計決算の認定について
9月定例会

▼予算決算委員会での審査
問 周辺自治体の水道料金の値上げが報道されている中、本市の経営状況を考えたとき、水道料金の値上げについては、しばらくは安心できる状況なのか、あるいは、近いうちに考えなければならない状況か。
答 現時点での財政計画、財政の収支見込みを鑑みると、令和10年、11年あたりには料金改定の検討が必要ではないかと考えている。料金を改定する場合には、審議会において協議しなければならないため、その経費を令和8年度予算に計上するか否か、検討したい。

[委員会審査結果]全会一致で認定

■可決(全会一致) 令和6年度病院事業会計決算の認定について
9月定例会

▼予算決算委員会での審査
問 平均在院日数が、令和5年度と比べて1日短くなっているが、その要因は。
答 当初の相談受け付けから、入院後、何日以内にはリハビリを開始するとしたことや、土日も含めて実施するなど、リハビリの強化が患者の1日も早い退院につながったと考えている。

[委員会審査結果]全会一致で認定