- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県和木町
- 広報紙名 : 広報わき 令和7年9月号 No.630
7月30日から8月1日までの3日間、姉妹都市の北海道恵庭市から、教育親善使節団(団長 工藤恵庭中学校長、中学生2名、小学生2名、教育委員会職員1名)が和木町を訪問しました。
昭和54年の姉妹都市締結以来、昭和56年から始まった教育親善使節団の相互交流は、今年で第25回目を迎え、和木町への訪問は13回目となりました。
恵庭市や隣接する北広島市には、明治時代に広島県や和木町・岩国市などから多くの人々が開拓のために移住した歴史があり、こうした歴史的背景のもと、姉妹都市交流が続いています。
使節団は田中副町長を表敬訪問した後、和木小・中学校を訪問し、さらに、蜂ヶ峯総合公園の見学や、陶芸家の宮本健吾さんの指導のもと、陶芸の絵付け体験を行いました。翌日は、和木町の児童生徒とともに宮島や広島市を訪れました。世界遺産・厳島神社の見学や、お好み焼きづくり体験では、会話や笑顔が自然と生まれ、互いの文化を肌で感じながら楽しい時間を共有しました。平和記念資料館では、「平和」について共に考える貴重な学びの場ともなりました。
最終日には米本町長に表敬訪問を行い帰路につきました。
短い滞在期間ではありましたが、この交流をきっかけに、次代を担う子どもたちが、和木町と恵庭市をつなぐ架け橋として、さらに成長してくれることを願っています。