くらし 3期12年 誠にありがとうございました 米本正明

仲秋の候 町民の皆さまには益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
また皆さま方には平素より町政の推進に、ご理解とご協力を賜りますこと厚く御礼申し上げます。
このたび私は、9月18日をもちまして和木町長を退任いたしました。
この3期12年を振り返ってみますと、平成25年9月に和木町長に就任後間もなくして、下水道圧送管の破損事故や、翌年夏の「8・6 岩国・和木豪雨災害」に見舞われるなど、多難なスタートとなりました。
また令和2年から長きにわたり、世界中を襲った新型コロナウイルス感染症の蔓延もあり、その対策に追われ思うように政策が進まない状況もありました。
そんな中で、和木こども園の開園や公民館瀬田、関ヶ浜分館の建て替えも行い、令和3年には蜂ヶ峯総合公園に新エリアBee+も完成し、加えて防災・防犯カメラの設置や防災・減災対策など、町民の皆さまの「安心・安全・安定」を主眼に、出来ることから町政を進めてまいりました。
そして令和5年には町制施行50周年を迎え、町民の皆さまとともにお祝いをいたしました。
またその年には、「街の幸福度ランキング2023」において、中国地方で1位、全国でも6位と高評価をいただき、これまで歴代町村長が築き守って来られた和木町を維持できたのかと安堵したところでした。
事故や災害を何とか乗り越え、幸福度が高いとの評価をいただいたのは、これらもひとえに皆さま方のご支援、ご協力の賜物であると心より感謝申し上げる次第です。
これからは一町民として私自身が和木町のために何ができるかを考え、実行して参る所存でありますので、今後ともかわらぬご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
和木町がさらなる発展をとげること、そして町民の皆さまのご健勝、ご多幸をお祈り申し上げ、退任のご挨拶とさせていただきます。