くらし 「明るく元気で、笑顔あふれる和木町」への“挑戦” 和木町長 坂本啓三
- 1/40
- 次の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県和木町
- 広報紙名 : 広報わき 令和7年10月号 No.631
実りの秋を迎え、町民の皆さまには、ますますご清祥のことと、お喜びを申し上げます。
このたびの町長選挙におきまして、多くの皆さまから温かいご支援を賜り、町長として和木町のかじ取りを担わせていただくことになりました。心から感謝申し上げます。
身の引き締まる思いとともに、町民の皆さまからいただいた、大きなご期待をしっかりと胸に刻み、全力で取り組んでまいります。
私はこれまで、和木町役場で33年間勤務し、福祉・教育・まちづくりなど、様々な分野で町民の皆さまと共に歩んできました。その行政経験の中で、町の組織、機能の良いところや課題、町民の皆さまの思いなどを、誰よりも最前線で見聞きしてきました。
その経験を、町民の皆さまの暮らしに活かし、これからは、町長という立場で、わかりやすく、誠実でより一層町民の皆さまに寄り添う町政を実現するため、〝挑戦〞という姿勢を胸に、これからの町づくりに全力で取り組んでまいります。
◆〝挑戦〞1 和木町みらい会議の創設
私は、町民の皆さまのもとへ積極的に出向き、ご意見をしっかりお聞きします。若者・子育て世代・障がいのある方・高齢者など多様な立場の方々が意見を交わし、持続可能な政策づくりに参画する仕組みを実現します。
◆〝挑戦〞2 和木町役場の組織改革
「前例」や「慣習」にとらわれず、柔軟でスピード感のある課題解決型の職員体制を構築します。
町民の皆さまの声に即応できる、信頼される行政組織へと進化させます。
◆〝挑戦〞3 町長報酬の5%削減
町の財政に厳しさがある中、まず自らの報酬を削減します。限られた財源は、町民の皆さまの暮らしに直結する分野へと重点的に活用します。
今、町は少子高齢化や人口減少、財政の不安など、かつてない大きな転換期に立たされています。
しかし、町民の皆さまの知恵と力を結集すれば、必ずや未来に誇れる町づくりが、できると確信しています。
町政の中心は、町民の皆さまであることを決して忘れてはなりません。
和木町を「明るく元気で、笑顔あふれる町」にし、「和木町に住んで良かった」と心から思っていただけるような行政運営につとめてまいります。
どうかこれからも、率直なご意見をお寄せいただき、共に〝挑戦〞してまいりましょう。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
結びに、町民の皆さまの、今後ますますのご健勝と、ご多幸をお祈り申し上げまして、町長就任のあいさつとさせていただきます。
■プロフィール
昭和40年1月7日和木町関ヶ浜生まれ(60歳)
趣味:旅行
特技:人の顔と名前を覚えること・手話
座右の銘:人間万事塞翁が馬
