健康 保健センターだより

『こまめにからだを動かしましょう』

健康のためにはからだを動かすことがよいとわかっていても、元々運動の習慣がない人が新たに運動を始めるのは難しいものです。しかし、いつもより、少し多く歩いてみるなど、1日あたり10分の身体活動を増やすことで、生活習慣病発症や死亡リスクが約3%低下すると推測されています。暑さがやわらぎ活動しやすくなるこの時期に、ぜひこまめにからだを動かしてみましょう。

■活動量の目安
◇成人
・歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日60分以上(1日約8,000歩以上に相当)
・息が弾み、汗をかく程度の運動を週60分以上

◇高齢者
・歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日40分以上(1日約6,000歩以上に相当)
・有酸素運動・筋力トレーニング・バランス運動・柔軟運動など多要素な運動を週3回以上

※目安に満たなくても、少しでもからだを動かす事でからだによい影響を与えます。
(参考:厚生労働省:身体活動・運動、健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023)

■からだを動かすための、おすすめの方法
・座りっぱなしの時間を少しでも減らす
・家事(買い物、洗濯、掃除など)をこまめにする
・テレビを見ているときや歯磨きの間などにストレッチやスクワットなど簡単にできる体操をする
・買い物に行ったら、車を遠くに駐車したり、まず店内を1周して買い物したりする
※体調が悪いときは無理はせず、病気や痛みのある場合は、医師などの専門家に相談に行ってください。

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問合せ:保健センター
【電話】52-4999