- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県平生町
- 広報紙名 : 広報ひらお 令和7年(2025年)12月号 No.1364
『病院やお薬のこと家族で共有していますか?』
間もなく年末年始。帰省する家族や親戚を迎える予定がある人も多いのではないでしょうか。
久しぶりの再会で、話題には事欠かない日々になるとは思いますが、家族が集まる機会にこそ「病院とお薬の情報の共有」も、ぜひお勧めします。万が一の急な体調不良や事故による搬送時は、病院から遠方の家族に連絡が入ることがあります。
この時、
・日ごろはどこの病院に行っているか
・主治医は誰か
・どんな薬を飲んでいるか
・今までどんな病気をしてきたか
・アレルギーがあるか
などの確認がありますが、答えられない家族が多く、病院で困ることがあるようです。
また、「親の主治医に一度も会ったことがないし、病歴も知らない」というパターンも珍しくありません。
「子どもに迷惑をかけたくない」「自分のことは自分でやる」という気持ちから、敬遠している人が多いようですが、何も知らされていない方が、急の連絡を受ける側にとっては大変なものです。
日ごろ元気であっても万が一に備えて、一度は病院に一緒に行く機会を設けてみましょう。
一度一緒に行ってみるだけで、主治医がどんな先生か、持病と薬が何か、かかりつけ薬局がどこか、全て共有することができます。
もし病院に行くのが難しければ、まずはお薬手帳の確認から始めてみてはいかがでしょうか。
◆「先生、質問です!」のコーナー
Q.「車の運転をしているとき、突然交差点でどちらか分からなくなることがありました。認知症の検査を受けた方がよいでしょうか?」
運転中に方向が分からなくなり不安を感じることは、加齢に伴い誰しもが感じることですが、もしかすると認知機能の変化のサインかもしれません。
認知症の中心的な症状には、記憶だけでなく、視空間認知や注意といった認知領域の機能低下が含まれます。運転のような複雑な判断を要する状況で不安が生じているのであれば、かかりつけ医に相談し、画像検査や血液検査、認知機能の評価を一度受けてみることをお勧めします。
このような「道や居場所についての不安」は、認知症の初期段階からも見られる行動・心理症状(BPSD)として現れる場合があります。これまでできていたことが難しくなる、場所や時間が分からなくなること(見当識障害)が、強い不安につながることがあります。
おかしいなと感じた時に、気軽に相談ができる、かかりつけ医がいると安心です。もしお困りのことがあれば、ぜひ地域包括支援センターや役場の窓口にご相談ください。
このコーナーではPREMIUM(プレミアム)オレンジドクターの医療法人光輝会 重冨雄哉先生に、認知症についての質問にお答えいただきます。
◆認知症関連の行事
▽ふらっとサロン
認知症や介護の情報に触れながら過ごせる場です。認知症カフェも兼ねており、どなたでも自由に参加できます。
12月17日、1月21日13:30~15:00
場所:レストランオーベルジュ
1月23日13:30~15:00
場所:町保健センター
参加費:100円
問合せ:平生町認知症相談室
【電話】25-0222
▽オレンジカフェ あいあむ
認知症に関心のある人の憩いの場。どなたでも自由に参加、相談できます。
日時:第1火曜日 13:30~15:00
場所:あいあむ
参加費:100円
問合せ:平生町社会福祉協議会
【電話】56-8000
◇認知症に関する各種相談窓口
平生町認知症相談室(坂の下相談室)
〒742-1102 平生町大字平生村862-2
【電話】25-0222
(受付:平日9:00~17:00)
