- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県平生町
- 広報紙名 : 広報ひらお 令和7年(2025年)3月号 No.1355
『良い睡眠のためにできること』
令和5年11月に厚生労働省が実施した「国民健康・栄養調査」の結果が公表されました。
◆睡眠不足の人が増加 4割近くが6時間未満の睡眠
「ここ1カ月間、睡眠で休養が充分とれていますか」との質問に対して、「充分とれている」「まあまあとれている」と回答した人は、平成21(2009)年以降、すべての年齢層で減少しています。睡眠で休養が十分にとれていない人の割合は20%を超え「充分とれている」「まあまあとれている」と回答した人が最も多かった平成24(2012)年と令和5年(2023)年を比較すると、9.5ポイントも低下しました。
1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合は、男性38.4%、女性43.6%で、男性の30~50歳代、女性の40~60歳代では4割を超えており、現代人は4割近くの人が睡眠不足に陥っている状況です。(下表)
◆睡眠不足による病気のリスク
質の高い眠りは心身の休養のために欠かすことができません。しかし、現代生活は交替勤務や長時間通勤、勉強、インターネットやゲームをしての夜型生活など、睡眠や体内時計の変調を引き起こすさまざまな要因で溢れています。厚生労働省が公表した『健康づくりのための睡眠ガイド2023』(令和6年9月一部修正)では、成人は「適正な睡眠時間には個人差があるが、6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する」とされています。
睡眠不足による休養不足は人間の精神と身体に悪影響をもたらします。例えば短時間睡眠や不眠が続くと、強い日中の眠気、作業能率や注意力の低下が出現します。
また、睡眠不足や睡眠の乱れは、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病やうつ、認知症など、さまざまな病気のリスクになると考えられています。例えば、睡眠時間が5時間未満の人は、睡眠を7~8時間とっている人と比較すると、糖尿病リスクが2.5倍という報告があります。
◆より良い睡眠のためには「量」と「質」が大事
より良い睡眠のためには、「量」と「質」を整えることが重要です。睡眠の質がいくら良くても、量が少なすぎると健康を害します。睡眠の絶対量は必要です。また、次の3つのポイントについて意識することは効果的だと言われています。
(1)運動
(2)朝日を浴びる
(3)規則正しい生活
睡眠環境や生活習慣を見直しても睡眠による休養感が低く、日常生活に支障をきたす場合は睡眠障害が潜んでいることがあります。その場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
問合せ:町保健センター
【電話】56-7141