- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県阿武町
- 広報紙名 : 広報あぶ 令和7年5月号
■宇田浦ににぎわいの声「はしる進隆丸」一周年感謝イベント
5月5日、宇田浦を中心に活動しているキッチンカー「はしる進隆丸」の一周年感謝イベントが宇田浦で開催され、地域の皆さんでにぎわいました。
これは、「はしる進隆丸」を運営する濱田百代(はまだももよ)さんが「地域を笑顔にしたい」という思いから企画したもので、地域の皆さんもブースを出店し、お弁当や鮮魚などが並びました。
イベントのフィナーレには、じゃんけん大会が開催され、帰省した子どもや地域の子どもたちの元気な笑い声が宇田浦に響き渡り、「久しぶりに子どもたちの元気な声が聞けて嬉しかった。」などの声があり、地域の皆さんが協力しあった、活力のあるイベントになりました。
▽濱田百代(はまだももよ)さん(宇田浦)
地域の皆さんの支えにより無事に一周年を迎えることができました。宇田には店舗も少なく、不便なこともありますが、できることから、地域の皆さんと一緒になって宇田を盛り上げていきたいと思います。また今後も定期的に、このようなイベントを企画していきたいと思いますので、お手伝いいただけたら嬉しいです。
■108匹のこいのぼりが空を彩る 福賀大井川沿い鯉のぼり立て
4月26日に、福賀大井川で、鯉のぼり立てが行われ、地域の皆さんや中高生のボランティアおよそ40人が参加し、今年は去年より4匹多い108匹の鯉を福賀大井川沿いに地域の皆さんと一緒に立てていきました。
今回初めて鯉のぼり立てに挑戦した児童、生徒もいて、「泥水を被ったり汚れることもあり、設置作業は大変だったけど、みんなで協力して鯉のぼりを泳がせることができて、とても楽しかったです。」と話し、達成感を味わっていました。
▽参加した高校生
今回ボランティアで参加して、地域の皆さんにいろいろな結び方などを教えてもらい、大変勉強になりました。ありがとうございました。
■ことぶき会の皆さんが協力 福賀小学校田植え
5月13日、福賀小学校の田植えが福賀ことぶき会の皆さんの協力で行われ、児童7人とALTのデイナ先生が田植えを体験し、福賀小学校の吉谷校長は、「単に苗を植えるだけでなく、地域の皆さんがどのような思いで田植えをされているかを学んでほしい。」とあいさつ。
初めて田植えを体験する児童もいる中、田んぼに足を捉えられながらも、転ばないよう懸命にふんばりながら何とか苗を植えることができました。
参加した児童は「転びそうになったときに声かけしてもらったり、上手な植え方をことぶき会の皆さんに教えてもらって、みんなで楽しむことができました。」と話し、地域のみんなで協力して田植えの楽しさを味わうことができました。
■無角の新しい可能性を模索 無角ハンバーガー期間限定販売
町内で無角和種の特徴を活かした新たな名物料理の開発を目的としてSUNbashiCAFÈ(サンバシカフェ)で、GW期間中に無角和牛肉を用いたハンバーガーを販売しました。これは、無角和種のブランド化を推進する地域プロジェクトマネージャー渡邊雅之(わたなべまさゆき)さんが試行錯誤の上で考案したもので、噛む楽しさや噛んで味わうをテーマに、しっかりとした食べ応えが特徴。噛むたびに旨味が広がるハンバーガーはボリューム満点で、GW期間限定にもかかわらず、リピートするお客さんもいるほど大人気でした。
渡邊さんは今回の試験販売結果を検証し、今後の無角和牛を活かしたメニューの開発等の参考にしていくとのことです。
■こいのぼり運動会に向けて 福賀小学校環境整備
福賀小学校の環境整備作業が5月10日に行われ、地域や各学校のボランティアおよそ100人が参加しました。
これは毎年5月に開催される福賀地区こいのぼり運動会に向けて、環境整備を行うもので、ボランティアの皆さんの協力の下、グラウンドの周辺の草刈りや植木鉢の移動などを行い、トラックの荷台がいっぱいになるほどの草を刈り取ることができました。
環境整備を通じて福賀小学校の児童と中学生や高校生との交流もあり、参加した高校生からは、「過去に清掃活動を手伝ってもらった際にありがたいと感じた経験から、今回地域の小学校の子どもたちと一緒に清掃活動ができてよかったです。」と話していました。