くらし まちの家計簿 令和6年度下半期財政事情 10月~3月(3月末現在)

阿武町では、みなさんから納めていただいた税金や、国・県の補助金などを活用して様々な事業を行い、豊かで住みやすい自立したまちづくりを進めています。
財政事情については、例年、春と秋の2回公表していますが、今回は令和6年度の下半期(10月~3月)の収支、財産、町債などの状況についてお知らせします。
令和6年度の一般会計は、当初予算33億800万円でしたが、7回の増額補正により、令和5年度からの繰越事業を含めた予算規模は、38億599万円となりました。

■町の支出(一般会計・予算額)を町民1人あたりで換算すると…131万603円《3月末人口…2,904人》
総務費:19万1,868円
民生費:28万1,172円
農林水産業費:17万174円
土木費:13万4,222円
商工費:5万2,171円
教育費:12万4,486円
公債費:8万4,688円
衛生費:10万2,631円
消防費:11万1,668円
その他:5万7,523円(議会費・災害復旧費など)

■用語説明
民生費:社会福祉、老人福祉、児童福祉、保育所運営など
総務費:職員の給与、庁舎などの維持管理、自治会、基金積立、情報システム、地方創生、町営バス、各種奨励・助成、広報、交通安全対策、税の賦課徴収、戸籍、選挙など
農林水産業費:ため池整備、漁港建設、農林水産業振興
土木費:道路の新設改良、道路・河川・公営住宅維持管理など
教育費:教育委員会・各公民館の事務、学校・各施設の管理、教育振興など
消防費:萩市消防本部への消防救急事務委託料、消防団員報酬など
衛生費:保健予防関連、斎場事務、ゴミの収集処理委託料、診療所などの経費
公債費:町債の元金と利息の支払い
商工費:道の駅産業振興、観光、商工政策など
地方交付税:地方公共団体間の不均衡を是正し、必要な財源を保障するため、国から交付されるお金
町債:町が事業を行うため国などから借りるお金
繰越金:前年度の会計決算で、繰り越しとなったお金
国庫支出金:国から使途を指定して交付されるお金
町税:町民税や固定資産税、軽自動車税、町たばこ税など
県支出金:県・国から使途を指定して交付されるお金
使用料および手数料:各公共施設の使用料や証明手数料など
諸収入:延滞金、預金利子、雑入など
地方消費税交付金:最終消費地の税収となるよう、県に払い込まれた消費税から各市町村に交付されるお金