子育て 学力向上のための「学びの場」“公設塾”開設にむけて企業と連携協定

子どもたちが安心して学び、自分の可能性を伸ばしていけるよう、地域ぐるみで教育を支える新たな取り組みを進めることを目的として、6月1日、町と民間企業「(株)Founding Base」との間で「公設塾」の開設に向けた連携協定を締結し、8月1日に、役場大会議室で着任式が行われました。
これにより、「地域活性化起業人」として阿武町に派遣される大越優斗さん(元・高校教員)を中心に、今年度から塾の開設準備が本格的にスタートします。
今後は、今年度をプレ期間として、地域の声を聞きながら試行を重ね、来年度の正式な「公設塾」開設をめざします。

■地域活性化起業人 大越優斗(おおこしゆうと)さん
“阿武町ですでに1ヶ月程度活動をさせていただいておりますが、阿武町の子どもたちはすごく真面目だと感じています。地域ぐるみで子どもを育てることには、大きな可能性があると思っています。子どもたちが活躍できる場所を作るため、しっかりと努めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。”

▽地域活性化起業人とは?
都市圏などに所在する企業と地方圏の地方自治体が、協定書に基づき、社員を地方自治体に一定期間(6か月から3年)派遣し、地方自治体が取り組む地域課題に対し、社員の専門的なノウハウや知見を活かしながら即戦力人材として業務に従事することで、地域活性化を図る取組です。