スポーツ 【トーク企画】市長としゃべらんで Vol.20(2)

▽レギュラー獲得へ、挑戦は続く
市長:昨シーズンを振り返ってみて、いかがでしたか?
武岡:チームとしては5位という、悔しい結果に終わってしまいました。個人的にも、後半戦はなかなか試合に出られず、反省点の多いシーズンだったと感じています。僕のポジションには、山田哲人さんという大きな存在がいて、現状では山田さんが出られないときだけ僕が起用されるという状況です。そこをなんとか打破したいですね。
市長:厳しいポジション争いの中で、継続的に結果を出し続けるのは本当に大変なことですね。
武岡:はい。でも、「山田さんがいないから自分が出る」のではなく、「山田さんを超えてでもスタメンを勝ち取る」という強い気持ちで日々の練習に取り組んでいます。監督やコーチ、そしてファンの皆さんに「武岡が必要だ」と思ってもらえるような存在になれるよう、これからも努力を続けていきたいです。
市長:その反骨精神は、この先も武岡さんの強みになると思います。これからも、自分の可能性を信じて、挑戦し続けてください。

▽僕を育ててくれた吉野川市へ
市長:続いて、吉野川市への思いについてもお聞かせください。
武岡:やっぱり、自分を育ててくれた地元ですから、特別な思いがあります。新聞などで名前が取り上げられると、母から「載ってたよ」と連絡が来たりして、嬉しいですね。僕の活躍で少しでも地元の皆さんが元気になってくれたらと思っています。
市長:武岡さんは地元の星ですからね。今後も吉野川市を代表する存在として、ますます輝いてください。

▽小さなまちから、大きな夢を
市長:最後に、これから野球選手を目指す子どもたちや、市民の皆さんへメッセージをお願いします。
武岡:プロになるまでには、苦しいこともたくさんありました。ですが、「なりたい」と強く思い続けて努力すれば、必ず道は開けると思います。小さなまちでも、大きな夢を追いかけてほしいです。そして市民の皆さんには、これからも応援していただけるよう、もっともっと成長して恩返しができればと思います。
市長:今日は本当に貴重なお話をありがとうございました。プロの世界で活躍されている武岡さんから、夢に向かって努力を重ねてきた歩みや、これからの目標について直接伺うことができて、本当に嬉しく思います。これからも、さらなる飛躍を心から期待しています。
吉野川市民一同、ふるさとから精一杯応援しています!

■武岡龍世(たけおかりゅうせい)選手
▽武岡龍世選手のプロフィール
生年月日:2001年5月28日(24歳)
出身地:吉野川市鴨島町
出身校:
鴨島小学校
鴨島第一中学校
八戸学院光星高等学校(青森県)
身長:179cm
体重:77kg
在籍チーム:東京ヤクルトスワローズ
投球・打席:右投左打
ポジション:二塁手、遊撃手、三塁手
プロ入:2019年ドラフト6位
経歴:
鴨島バッファローズ
徳島ホークス
八戸学院光星高等学校
東京ヤクルトスワローズ(2020-)
代表歴:2019WBSCU-18ワールドカップ日本代表