- 発行日 :
- 自治体名 : 香川県
- 広報紙名 : みんなの県政 THE かがわ 令和7年6月号
■「野菜ファースト」で延ばそう健康寿命!
香川県の健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる年齢)は男性72.67歳、女性75.39歳で平均寿命との差は、男性で8.89歳、女性でなんと12.25歳と10歳以上の差があります。人生100年時代を幸せに生き生きと全うするには健康寿命を延ばすことが大事です。
健康寿命を延ばすには、食習慣の改善、運動習慣の向上、健診受診率の向上などが重要です。このうち食習慣の改善は、毎日のちょっとした心がけで大きく改善すると思います。
まず、食事の際、初めにご飯や麺類から食べるのではなく野菜や肉から食べる「野菜ファースト」です。できれば5分くらいは野菜や肉類を食べた後、ご飯や麺を食べることがよいそうです。これにより血糖値の上昇が抑えられるだけでなく、野菜などはかまないと食べられないので、よくかんで食べる習慣にもつながります。私もこの「野菜ファースト」を心がけていますがこれがなかなか難しい。うっかりするとご飯や麺をかきこみたくなる衝動に負けてしまいます。でも頑張って続けていこうと思います。
4月1日、イオンモール高松3階に「かがわ健診プラザ」がオープンしました。ここでは血液検査などの「特定健康診査」や「定期健康診断」が受けられます。またベジメータ(R)(指に光を当てるだけで日頃の野菜摂取量が数字で示されるもの)などを備え付けていて、いつでも無料で野菜摂取量や骨密度が測定できます。土日も開いているので、ぜひ買い物の前後や、高松にお越しの際にお立ち寄りください。また、このベジメータ(R)は県内のスーパーなどに巡回して期間限定で設置していきますので見かけたらお試しください。ちなみに私は先日計測しましたら平均値より少し上でした。「野菜ファースト」の効果が出ているのかもしれません。
楽しみながら食習慣や運動習慣を改善して健康寿命を延ばしましょう!
香川県知事 池田 豊人