くらし 地域包括支援センター「おたっしゃだより」vol.33

■ヒートショックに気を付けましょう!
◇ヒートショックとは
暖かい部屋から寒い部屋への移動など、気温の変化によって血圧が上下に大きく変動することが原因で、失神や不整脈が起こり、最悪の場合は死に至ることもあります。

Q.特に注意が必要な人は?
高血圧や糖尿病などの持病を抱えた人です。

Q.ヒートショックが最も起こりやすい時は?
入浴の時です。脱衣所や浴室が寒いと血管が収縮して血圧が上昇し、この状態で温かい浴槽に入ると血管が急激に広がり、血圧が下がることにより、ヒートショックが起きやすくなります。

◇ヒートショックの予防方法
・入浴前に脱衣所や浴室を暖めておく
・湯温は41℃以下で、入浴時間は10分までを目安にする
・浴槽から急に立ち上がらない
・食後や飲酒直後の入浴は控える

◇備えも重要
入浴時の事故を防ぐには、早期発見が重要です。
・家族がいれば、ひと声かけてから入浴しましょう
・家族は、高齢者が入浴していることを気にかけ、異常を感じたらためらわずに声をかけましょう

■9/20(土)みとよ未来創造館　将来の「もしも」を考えるセミナーを開催しました
次の2つのテーマについて学びました。

◇任意後見(こうけん)制度を知るセミナー
自分らしく安心した暮らしを送るため、成年後見制度や任意後見制度の仕組みや役割について理解を深めました。

◇エンディングノート書き方セミナー
将来のもしもの時に備え、自分が望む医療やケアについて前もって考えたことを、エンディングノートを使って身近な人と繰り返し話し合う「人生会議」の重要性を学びました。

地域包括支援センターの「おたっしゃ出前講座」や「あんしん相談」を、ぜひ活用してね!

■12月のご案内
◇もの忘れ相談会(要予約)
日時：12月10日(水)午後2時～3時
場所：山本町保健センター
受付：12月9日(火)まで

申し込み・問い合わせ：地域包括支援センター
【電話】73-3021

◇つなぐ会
もの忘れが気になる人と家族の交流会
日時：12月25日(木)午後2時～4時
場所：みとよ未来創造館

◇高齢者あんしん相談
認知症や介護に関すること、成年後見制度や高齢者虐待などの相談

◇みとよ元気運動塾
転倒予防のための運動教室

◇脳きらり教室
認知症予防の教室
内容：「耳の聞こえと認知症」

■オレンジかふぇのお知らせ
認知症が気になる人や認知症の人とその家族、医療・福祉の専門職など、誰もが気軽に集える場所です。
料金：100～500円

問い合わせ：
地域包括支援センター【電話】73‒3021
南部高齢者サポート【電話】67‒3788