子育て 【消費者啓発】乳幼児の家電製品による高温蒸気のやけどに気を付けて

■相談事例
〇炊飯器をキッチン内の高さ60~70センチの引き出しの上に置いていた。普段はキッチンに柵をしているが開いていた。泣き声で気づくと1歳2カ月の男児が炊飯器の蒸気口に手を置いていて、やけどした。
〇10カ月の男児がキッチンの床に置いて沸かしていた電気ポットの蒸気口に手をあててしまいやけどを負った。
〇寝室にある高温の蒸気が出る加湿器の電源を入れた。ドアを開けていたところ、9カ月の女児が寝室に入り加湿器の蒸気口に手を突っこんでやけどした。

■アドバイス
〇家電から出る蒸気は100度近くなっている場合もあり、少し触れただけでやけどする恐れがあります。乳幼児の手が届かない所で使用し、蒸気に触れないよう十分注意しましょう。乳幼児がぶつかったり、電源コードを引っ張ったりして家電を転倒、落下させ、やけどを負う事故も起きています。設置場所は転倒、落下防止への配慮も必要です。
〇これらの家電には高温蒸気への対策機能(「蒸気レス」「蒸気カット」「蒸気セーブ」など)を表示したものがあります。
〇乳幼児がいるご家庭では、蒸気によるやけどを防止するため、高温蒸気への対策機能が表示されたものの購入を積極的に検討しましょう。

消費生活に関する相談窓口
大洲市消費生活相談窓口【電話】0893-24-1790
愛媛県消費生活センター【電話】089-925-3700
消費者ホットライン【電話】188(いやや!)