健康 健康だより

■島に住む親を支える「遠距離介護のコツ」
今回は特別編として、お正月に帰省されるご家族の皆さまへ、特にご高齢の親御さんがいらっしゃる方に向けて「遠距離介護のコツ」をお届けします。
この機会に、ご家族で「親の介護」について話し合うきっかけとしていただければ幸いです。

◆遠距離介護とは
遠く離れた場所に住みながら、高齢の親の生活を支援する介護の形態を「遠距離介護」といいます。親子それぞれの生活環境を維持しつつ、適度な距離間を保てるという利点がある一方で、交通費などの経済的負担や、緊急時の対応の難しさといった不安要素も少なくありません。

◆遠距離介護のコツ
◇まずは現状把握が大切
(1)親の健康状態、(2)生活環境・生活能力、(3)金銭管理と書類、(4)近隣・支援者との関係、(5)最期の過ごし方などは最低限把握しておきたい事項です。

◇遠くの親戚より近くの他人
身近にちょっとした用事をお願いできる人がいると安心です。帰省した際には、近所の方に挨拶をして日ごろの感謝を伝えておくと、いざという時にも心強いものです。

◇民間サービスを上手に活用
弁当宅配や新聞配達といった見守りに加え、近年では見守りカメラなど民間の見守りサービスも充実しています。ご家庭にあったサービスをぜひご検討ください。

◇地域包括支援センター(ほうかつ)に相談
親の生活に不安を感じたら、まずは「ほうかつ」にご相談ください。
要介護認定や介護サービスの情報提供など、来所はもちろん、お電話でも対応しています。

◆担当者からメッセージ
介護は、その必要度だけでなく、ご家族の関係性、距離、経済状況など、さまざまな要素が絡み合います。100組の親子がいれば100通りの介護のかたちがあり、正解はありません。さらに介護保険制度は複雑で分かりづらいことも多いため、困った時はぜひ「ほうかつ」のスタッフにご相談ください。皆さまの状況に寄り添いながら、最適な方法を一緒に考えていきます。

◆遠距離介護には「ICT見守り事業」がおすすめ

◇ICT見守り事業とは
高齢者等のご自宅に、インターネットにつながる特別なLED電球を取り付けます。この電球が一度も点いたり消えたりしない日があると、「何かあったかも?」と判断し、あらかじめ登録されたご家族等に、メールやLINEでお知らせします。さらに必要に応じて役場職員やヤマト運輸スタッフがご自宅を訪問し、安全を確認します。

◇利用対象者
(1)町内に居住する65歳以上のひとり暮らしの者
(2)その他町長が必要と認める者

◇利用料金
・無料(利用料金は町が負担します)

お問い合わせ・お申し込み先:上島町健康推進課 高齢者介護係
サービスの詳細はこちら(一部運用方法が異なります)
※詳細は本紙をご覧ください。

高齢者の総合相談窓口:
・高齢者介護係【電話】76‒3000
・地域包括支援センター係【電話】76‒2261

問合せ:
・生名支所健康推進課【電話】74‒0911
・魚島保健福祉センター【電話】74-1120