- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県上島町
- 広報紙名 : 広報かみじま 2026年2月号
12月9日開催
■上村町長の行政報告
みなさんおはようございます。
今年の秋は、背中に「援」の文字で揃えた担ぎ手が各地域で祭りを盛り上げ、離島留学生などの新たな若者が上島町民に活気と融和を加えてくれたことに感謝申し上げます。
本日は令和7年第4回定例議会を招集いたしましたところ、全員の出席をいただき誠にありがとうございます。行政報告として9月定例議会後の主な事項のみを報告させていただきます。
9月6日、弓削高校運動会を皮切りに、各地において運動会が開催されました。中でも離島留学生の活躍は目覚ましく、弓削高校での盛り上がりや、魚島での久しぶりの「てんてこ」は、今や「留学生」と呼ぶ必要のないくらいの一体感を感じました。
9月11日には弓削高校起業部員(生徒)と面会し、部員が株主兼社員として携わる「株式会社弓削KoCo」についての説明を受けました。高校での株式会社設立は、日本全ての高校の中で9番目、普通高校では全国初の株式会社化です。
生徒からは、「高校生ならではの視点と行動力で、地域の課題解決や新たな価値創造にチャレンジし地域を盛り上げたい。」という熱い思いが伝わってきました。また、11月には全国自転車甲子園での最優秀賞の報告もあり、この結果につなげた高校生の努力に頭が下がる思いでした。
上島町としてもこの若者達の活動を、しっかり支援して参りますので、町民の皆さんの応援もよろしくお願いいたします。
9月17日、上島町総合戦略ワーキンググループ全体報告会に出席しました。これは上島町総合戦略の改訂に当たり、若い世代の町民が、「海と自然・なりわい」「教育・歴史・文化」「暮らし」「人と人との関係」の4グループに分かれ上島町の未来のことを考え、何度も議論した「目指す未来の姿」、それを達成するための「施策」を発表していただいたものです。
役場からは幹部職員も全員参加しておりましたので、このご提案を基に、町の総合戦略の施策立案に活かしていくことを確認いたしました。
9月18日、岩城地区から「まちづくり懇談会」をスタートさせ、改善すべき点は翌日から、時間がかかる案件は後日、区長に文書で回答するよう対応しています。
この懇談会の目的は、各地域住民の皆さまの声を直接お聞きすることです。しかし、近年は参加者が固定化されている事、一部の人が全ての地区に参加して個人の見解を述べるなど、懇談会の目的を逸脱しその地区の貴重な時間を費やす事案が発生しているため、来年度以降開催の是非を検討したいと考えています。
9月19日には弓削商船高等専門学校の商船学科卒業式並びに専攻科修了式に出席し、世界経済を支える海運業の即戦力として世界に再評価されている若者達にエールを送りました。
10月22日、四国港湾協議会意見交換会が東京都道府県会館で開催され、その後港湾整備の要望活動を行いました。要望先では港湾強化はもちろん、離島でのヨットやクルーズ船への受け入れが重要施策のひとつとして議論されました。
10月29日には全国離島振興協議会へ副会長として参加し、「令和8年度離島振興関係予算確保に関する要望運動」として離島振興関係予算要望20件、重点要望6件、特別要望4件を、離島関係衆・参国会議員(275名)および関係省庁に、強く要望して参りました。
この要望活動については、11月19日にも離島振興対策協議会(離島関係都道府県)と全国離島振興協議会(離島関係市町村)合同で、離島関係衆・参国会議員(277名)に重ねて実施しています。詳細については、全国離島振興協議会において広報されていますので、この場では省略させていただきます。
10月31日、久万高原町での愛媛県へき地・地域教育研究大会、11月1日に松前町で開催された自転車新文化推進協会サイクリングに出席した後、11月2日から日本離島センター海外離島調査団の団長として、スペインのバレアレス諸島他離島4島の視察を行いました。日本から片道15時間のフライトをはじめ合計約35時間の飛行機と、船による1時間の移動は、時差の影響も含め改めて体力の重要さを感じました。詳しくは何かの形で報告いたしますが、要点として
(1)スペインの州政府や評議会委員をはじめ、協議に参加していただいた重要な役員ポストの過半数以上が女性であったこと。
(2)歴史をはじめ、今まで引き継がれてきた環境や建築物を重要視していること。
(3)離島の活性化として、ヨット係留施設等の海を活かした観光や交流に力を注ぎ発展してきたこと。
などがあり、同じ離島である上島町の歩むべき道を示していることを確信しました。
11月13日には第2回臨時議会が開催され、新たな教育長として田坂氏の人事案件が満場一致で承認されました。この場をお借りして清水前教育長の今までのご尽力に対し感謝申し上げ、田坂新教育長には上島町教育の新たな礎を築いていただく事を祈念しています。
