- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県上島町
- 広報紙名 : 広報かみじま 2025年5月号
■「大麻草」や植えてはいけない「けし」が自生していませんか?
◇「大麻草」や植えてはいけない「けし」の不正栽培は犯罪です~不正大麻・けし撲滅~
「大麻」および麻薬の原料となる「けし」は栽培等が法律で厳しく規制されていますが、県内では毎年「大麻」の不正栽培による検挙が発生している他、自生の「けし」が多数発見されています。
このため、4月~6月末までの間、「大麻」や「けし」を正しく知っていただくとともに、不正栽培や自生の「大麻・けし」を発見し、除去する活動を行っています。
◇「大麻草」
生育時期:春~夏
「大麻草」は、幻覚を引き起こす成分を含んでいるため、大麻取締法により、栽培はもちろん所持等でも厳しく罰せられます。
特徴:
・草全体に独特の青くさみがある。
・茎は太く緑色で、浅いスジが通っており、まっすぐに立っている。
・成長が早く、大きいものは草丈が3ⅿにもなるが、種子をつけた後は枯れてしまう。
・葉は、3~9枚の小葉が集まって手のひら状であり、葉の付け根が一点でつながっている。
◇植えてはいけない「けし」
ソムニフェルム種
開花時期:春~夏
「けし」の中には麻薬成分を含むため、法律で栽培や所持等が禁止されている種類(植えてはいけない「けし」)があります。上島町でも毎年多く自生しており、除去しています。
特徴:
・一重咲きの花は、花びら4枚で、色は赤、桃、紫、白などがある。また、八重咲の花もある。
・開花期の草丈は、ソムニフェルム種では100~160cm(写真)。セティゲルム種では50~100cm。
※詳細は本紙をご覧ください。
・葉、茎、つぼみなどの外観は、キャベツの葉のような白味を帯びた緑色をしている。
・葉、茎、つぼみの表面には、ほとんど毛がない。
・葉は、茎を巻き込むようについている。
さらに詳しい特徴・見分け方は、リーフレット「大麻・けしの見分け方」(厚生労働省ホームページ)に記載されています。
近所の空き地などで疑わしい大麻やけしを見つけた時は、健康推進課へご連絡ください。個人の敷地内で自生しているものは、土地の所有者ご自身で除去してください。
問合せ:
・生名支所健康推進課【電話】74‒0911
・魚島保健福祉センター【電話】74-1120