くらし 島おこし協力隊活動日記

■高校魅力化コーディネーター
◇総探発表会が行われました!
3月8日、弓削高校体育館で「総合的な探究の時間発表会and弓削高校魅力化プロジェクト報告会」が開かれました。
“総探”(総合的な探究の時間)とは、社会環境の変化に対応できる力を培うことなどを目的に、生徒が社会問題や地域課題などに目を向け解決策を探る学習活動で、この日は参加した約20名の町民に向け、同校生徒たちが1年間の活動報告を行いました。本年度はサイクリング振興や、イノシシ肉のジビエ振興、福祉、医療など12のテーマ(チーム)があり、成果をポスターにまとめて発表しました。発表では、上島町に来た外国人観光客のために英語のガイドマップを作成し、町内の港務所に設置した取り組みや町内複数の高齢者、診療所などを取材し、過疎地医療の問題について調査した成果などが報告され、研究に取り組む生徒の熱意を感じました。来年度もこのような生徒が一人でも増えるようにサポートしていきたいです。

担当:高校魅力化コーディネーター 河村俊秀

■公営塾
◇新緑の季節、新たな歩み
3月、公営塾では3年生11名が卒塾を迎え、それぞれの新しい進路へと歩み出しました。卒塾式では、受験勉強や就職試験を乗り越えてきた努力や日々の積み重ねを振り返りながら、一人ひとりを講師全員で温かく送り出しました。それぞれが選んだ道でのさらなる活躍を期待しています。先輩たちの努力する姿は、在校生にとっても学びとなり、来年以降の自分を思い描くヒントになったはずです。卒塾生の進路選択への思いや受験を振り返った記事は、公営塾の公式note(ブログサイト)で紹介していますので、ぜひご覧ください。
4月からは新しい学年がスタートしています。生徒の皆さんが自分の目標に向かって日々前向きに努力を重ね、大きく成長できるよう、今年度も変わらずサポートしていきます。

担当:ゆめしま未来塾 大下凪歩

■サイクリング振興
◇「春から自転車で健康を保とう!」
これからは気持ちのよい季節。健康面を意識したサイクリングを始めてみませんか?去年のイベントでレクチャーした「健康と運動からみた自転車」の中からひとつ、「筋肉との関係」を紹介します。
年齢とともに減少する筋力の維持は、肥満だけでなく、瘦せすぎの運動不足の方にも重要な問題です。運動を全くしない人では、老化が進み、40代で高齢者なみの筋肉量になってしまうことも。筋肉の60%を占める下半身は、歩く・座るなどの基本的機能の維持に大きく関わります。6月号でも紹介しましたが、日常生活に取り入れ、続けやすいのが自転車。ペダルを漕ぐ1回転の中で多くの筋肉を刺激しています。「第2の心臓」と呼ばれるふくらはぎを効果的に使うため、血流促進・高血圧の改善、活動代謝の向上にもつながるなどいいこと尽くしです!ぜひ早い段階からの楽しく続けられる自転車で筋力維持を目指しましょう!

担当:サイクリング振興 豊田遥