- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県上島町
- 広報紙名 : 広報かみじま 2025年10月号
令和7年8月18日(月)~21日(木)沖縄県宮古島市で「国土交通大臣杯第16回全国離島交流中学生野球大会(離島甲子園)」が開催されました。全国の離島から9都県・24チームが参加し、上島町からは岩城中学校と弓削中学校の生徒19名で編成されたチーム「KAMIJIMA」が出場しました。
本大会は、元プロ野球選手で「まさかり投法」により通算215勝された、故・村田兆治氏が、引退後に「離島球児たちにもっと大きな夢や目標をもたせたい」という思いから提唱し、実現したものです。離島球児たちにとっての「もうひとつの甲子園」として位置づけれられ、地理的環境から島外との交流機会が限られる全国各地の離島中学生が一堂に会し、野球を通じて「島」と「島」の交流が行われています。
トーナメント戦では沖縄県竹富町の「竹富町選抜」と対戦し、延長戦タイブレークのすえ2対3で惜敗。交流試合では長崎県五島市の「上五島ファイブスターズ」と対戦し2対17で敗れました。結果は悔しいものになりましたが、どちらの試合も全力プレーで、多くのチャンスをつかむ場面がありました。離島甲子園に向けてのチーム練習や遠征での試合経験、全国の離島の仲間たちとの交流を通じて、参加した選手たちの成長する姿を見られました。
次回は島根県隠岐の島町での開催が予定されています。来年のさらなる健闘を期待しています。
