くらし 新年のごあいさつ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県久万高原町
- 広報紙名 : 広報久万高原 2026年1月号
■久万高原町長 河野 忠康
初春のお慶びを申し上げます。
皆さま方におかれましては、ご家族お揃いで穏やかな新年を迎えられたことと思います。
今年の干支は「丙午(ひのえうま)」で、太陽のような情熱と推進力があり、新しい挑戦が大きな飛躍につながる年と言われています。皆さまにとりまして躍進の年になりますようお祈り申し上げます。
さて、ウクライナとロシアの紛争は依然として出口が見えず、イスラエルとパレスチナ間の争いは一筋縄では決着がつきそうにありません。その他にも予断を許さない国際問題が山積しており、世界中が不穏な空気に包まれ落ち着きません。
また、地球温暖化が顕著になって、逃げ場のない暑さには誰もが閉口しました。春と秋が短くなった感があり、穏やかな日本の四季が失われないよう祈るばかりです。そして日本の一番の課題は人口減少にどう対峙していくかにあります。合計特殊出生率が1.15と過去最低を更新したわけですから、今後人口が増えることは望むべくもありません。そこに住まう人たちが希望と誇りを失わず雄々しく生きていけるかに注力しなければなりません。
私共の町も全国の市町と同じように試練の時を迎えています。幸い皆さんお元気ですし、基幹の農林業については、杉・桧の良材は市場で高い評価をいただいております。また後継者も県内で唯一増えており、今年の5月には全国植樹祭えひめ2026の前日にわが町で全国後継者大会が開かれます。
農業においてもトマト・ピーマンが関西市場で変わらず人気となっており、稲作においても昨年の米騒動のこともあり、生産者価格も上がり耕作者の生産意欲の増大につながっています。
また、観光面においても四国カルストや面河渓谷、キャンプ場と久万高原の自然を求めて予想を超える大勢の皆さまにお越しいただいており、まだまだ伸びしろを感じております。今後山岳観光に更に注力してまいります。
また、「南海トラフ地震」発生の可能性が高くなっており、防災・減災対策を進めながら、ご高齢の方や障がいのある方に寄り添える強く優しい町でなければなりません。町の未来を託す若い人たちが望む新たなビジネスモデルの創出も急がれます。
DX社会、早いスピードで進んでいます。住民の足を確保すべく公共交通の整備にもDXをうまく取り込んでゆかねばなりません。
かけがえのない私共の町です。課題もありますが、ここが踏ん張りどころととらえ、皆さまと共に力を合わせ、〝誇れるふる里づくり〞に頑張ってまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
