- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県久万高原町
- 広報紙名 : 広報久万高原 2025年10月号
■支えあって生きる
「(ゆきどけで)ピアサポーターや支援者のつながりが大事な居場所となり、安心感で心が回復していった。暗闇で孤独だった引きこもりの時期には、自然や空なんて目にも入らなかったが、今はご飯を美味しいと感じ、自然を感じ、空を見上げ、人の優しさを知ることができている。」
これは、10月21日(火)、中予地区人権・同和教育研究協議会において報告する障がい者施設「ゆきどけ」職員の竹本歩さんによる一節です。竹本さんは昨年12月に行われた久万高原町人権啓発フェスティバル2024でも報告していただきました。
竹本さんは、これまで厳しい家庭環境の中で、引きこもりになったり、病気になったりしたことを克服してきました。しかし、それは一人で乗り越えたのではなく、周りの人々の支援があったからこそできたことです。
私たちは、困難な状況になったとき、一人ではどうすることもできなくなり、解決できないと途方に暮れてしまいます。そんなとき、そばで誰か支えになる人がいれば、解決に向かっての道筋も見えてくるのではないでしょうか。
問い合わせ先:教育委員会 生涯学習係
【電話】21-0139(内線333)
