- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県内子町
- 広報紙名 : 広報uchiko 2025年5月号
■春らんまん、里山に笑顔あふれる 町内各地の名所で桜まつり
美しく咲き誇る桜が景色を彩った3月下旬から4月、町内各地で春を楽しむさまざまな催しが開かれました。
「長岡山四季の詩公園さくらまつり」(城廻自治会主催・大野哲(さとる)会長)は3月30日、同公園で開かれました。手作りの小物や菓子などの出店の他、けん玉など昔の遊びを体験できるコーナーもあり、子どもたちの楽しそうな声が響きました。大野さんは「祭りは地域外の人とも交流できる楽しみがある。みんなで大切に手入れしている公園に大勢来てくれてうれしい」と振り返りました。本川地区野村集会所では同日、「野村さくらまつり」(同実行委員会主催・吉田豊(ゆたか)委員長)が開催されました。満開のしだれ桜を前にカメラを構える人、しし鍋や地元産野菜を求める人などでにぎわいました。吉田さんは「5年ぶりの開催でも大勢が来てくれて、久しぶりのにぎわいがうれしい。地域の大切な桜を、これからもみんなで守っていきたい」とにこやかに話しました。
その他、上川地区や知清河原などでも桜を愛でるイベントが行われ、多くの人が春の訪れを楽しみました。
■道の駅にいっぱい詰まった魅力を描こう からりで絵画コンクールを初開催
道の駅からりを題材にした絵画コンクールの審査会が3月13日に行われました。餅つきイベントの様子や、広場でくつろぐ人々などを描いた作品から受賞作品が決定。近代日本美術協会理事・長野雅彦(まさひこ)さんが選ぶ審査委員長賞を受賞した住田美穂(みほ)さんは「紅葉時期に写真に残しておいた、すてきな散歩道を題材にした。四季折々の風景もからりの魅力」と語りました。
■地域の巧みな技術が集結する2日間 「第30回IKAZAKIクラフトフェア」開催
「IKAZAKI(いかざき)クラフトフェア」(五十崎商工連盟匠会主催)が3月29・30の両日、五十崎凧博物館で開かれました。町内外から19の出店があり、ギルディング和紙など地元職人が手掛けた品が販売された他、真珠を使ったアクセサリー作りのワークショップなども開催。代表の成田幸子(さちこ)さんは「地域が好きだから長年続けられた。この地で生まれた伝統を守っていきたい」と話しました。
■観光満足度とマナーの向上を目指して デジタルマップandサイネージで情報を発信
観光情報を発信するサイト「内子観光デジタルマップ」の運用がこのほど始まりました。スマホなどで「内子めぐり」と検索するとページが表示され、観光施設や飲食店、おすすめの散策ルートなどが地図から探せる他、観光マナーを周知するお知らせなども見られます。情報は新たに伝統文化施設など10カ所に設置した電子掲示板「デジタルサイネージ」でも発信中です。
■春の全国交通安全運動に合わせて 事故ゼロを願い「人の輪作戦・合同茶屋」
ドライバーに交通安全を呼びかける「人の輪作戦・合同茶屋」が4月11日、内子交番前で行われました。汗ばむ陽気の中、内子交通安全協会と協力団体の約30人が反射材を手渡したり、国道56号沿いで幟旗を掲げたりして、注意を促しました。同協会会長の宮脇邦夫(くにお)さんは「内子町では1,200日以上、交通死亡事故はゼロ。皆さんの協力で今後も続けたい」と話しました。
■無病息災や秋の豊作を願う春祭り 立川神楽保存会が神楽を奉納
大瀬地区の祈念祭が4月12日、炷森(とぼしがもり)三島神社で行われ、立川神楽保存会の春神楽が奉納されました。釣りにまつわる掛け合いが楽しい「恵比寿(えびす)大黒の舞」、大魔王が神々と対決する「四殿(しでん)」、来場者も挑戦した「盆の舞」などの演目があり、会場を巻き込んで大盛り上がり。響く笛と太鼓、笑い声に誘われて訪れたお遍路さんの姿もあり、住民と一緒に春の伝統行事を楽しんでいました。
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