- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県内子町
- 広報紙名 : 広報uchiko 2025年6月号
■地域に愛され続けて20周年 特別商品も並んだせせらぎの感謝祭
「道の駅小田の郷せせらぎ」が創業20周年を迎え、節目を記念した感謝祭が5月18日に開かれました。同駅は平成16年12月に旧小田町でオープン。店頭には地域の農産品をはじめ、加工食品や手芸品なども並び、地域の憩いの場として親しまれています。感謝祭ではこの日のために用意された新商品なども販売され、店外では出荷者が商品を対面販売をする「出店まつり」も開催。人気商品は昼前に売り切れるほどの盛況ぶりでした。
駅長の大森豊茂(とよしげ)さんは「出荷者や地域の皆さんの協力で、今ではなくてはならないまちの拠点に。今後もお客様との対話を大切に、『また来たい』と思われる道の駅を目指したい」と語りました。
■いかに「日本のビール王」は生まれたか 髙橋龍太郎生誕150年記念展示
内子町出身の実業家・髙橋龍太郎(りゅうたろう)の生誕150周年を記念したパネル展が5月1~30日の間、図書情報館で開かれました。
同氏はアサヒビール(株)の前身である大日本麦酒(株)の社長を務め、日本のビール業の発展に尽くした人物。展示ではビール業やドイツとの関わりに加えて、教育者だった父・吉衡(よしひら)など、その生き方に影響を与えた人々についても紹介しました。
今秋には関連事業として、その生涯を広く紹介する特別展や、文化交流ヴィラ高橋邸での文楽公演なども開催予定です。
■人のつながりと文化理解を深めるローテンブルク市訪問団が内子町へ
姉妹都市ドイツ・ローテンブルク市の訪問団が5月9~12日の間、内子町を訪れました。
今回はマルクス・ナザー市長をはじめ市民ら20人が参加。歓迎交流会の他、10日に開かれたドイツフェスタや、ホームステイなどを通して町民との交流を深めました。また滞在中、町並み保存地区や石畳地区の散策、手漉すき和紙体験、小田深山ハイキングなども実施。参加者は内子の自然と文化に親しみ「姉妹都市・内子町への関心がより深まった」と話しました。(21ページに関連記事)※詳細は本紙参照
■防災・減災力向上へ地域一丸 愛媛県では6年ぶりの大規模訓練
「令和7年度肱川総合水防演習」が5月18日、大洲市五郎大橋周辺の河川敷で行われました。内子町を含む肱川流域の5市町と愛媛県などによる合同訓練で、消防団員など機関・約500人が参加。大雨で川が氾濫した想定で、国・県・市町間の情報伝達訓練や、堤防に土のうをバケツリレー方式で運んで固定する訓練などを実施し、有事の際の対応手順などを確認しました。また会場では来場者向けの降雨体験や高所作業車の乗車体験などもあり、地域全体で防災意識を高めました。
■4時間22分におよぶ熱戦の行方は――城の台で四国アイランドリーグ公式戦
愛媛マンダリンパイレーツと高知ファイティングドッグスの試合が5月18日、城の台公園で行われました。試合前セレモニーでは町内のソフトボールスポーツ少年団の子どもたちが選手と一緒に入場。内子中学校の野球部や総合スポーツ部も試合をサポートし、応援団とともに選手を後押ししました。
試合は両軍合わせて3本のホームランが飛び出す展開で、互いに譲らず4時間を超える激戦に。結果、愛媛は13対14で惜しくも勝利を逃しますが、全力プレーで来場者を沸かせていました。
■心からの支援に感謝します「内子ふるさと応援寄付金」
6年度の「内子ふるさと応援寄付金」に、全国の皆さんから978件・2756万2432円の寄付が寄せられました。
同寄付金は国のふるさと納税制度に基づき設けられました。いただいた寄付は内子町の景観や環境の整備、国際交流の促進、歴史的建造物の保存、内子高校小田分校の魅力化などに活用します。
※令和6年度寄付者に関しては本紙にてご確認ください。
問合せ:企画情報課
【電話】0893-44-6151