- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県内子町
- 広報紙名 : 広報uchiko 2025年6月号
■美しい川と鮎の成長を見守ろう
立川小の児童らが恒例の放流体験立川小学校の「鮎の放流体験」が4月22日、同校の近くを流れる中山川で行われました。子どもたちに川の環境を守る大切さを伝え、ふるさと愛を深めてもらおうと、肱川漁業協同組合の協力で毎年実施しています。児童らは用意された約1万匹の稚鮎をバケツに入れ、川に優しく放流。「いってらっしゃい」「元気でね」などと声をかけながら、元気に泳ぐ姿を目で追いかけていました。
■清流とともに歩む地域の文化をこれからも 第32回川登地区「川まつり・筏流し」
「川まつり・筏流し」(川登自治会主催・竹田義明(よしあき)会長)が4月27日、いかだや周辺の小田川で開かれました。かつて行われていた筏による木材運搬を再現する「正調筏流し」、乗船体験、バザーなどを楽しむ大勢の来場者でにぎわい、川遊びをする子どもたちの声が響いていました。竹田さんは「美しい川の風景を守ろうという地域の思いを、多くの人に知ってもらえれば」と話しました。
■ビールも、料理も、音楽も ドイツ気分を楽しむひととき
ローテンブルク市との姉妹都市交流を記念した「ドイツフェスタ2025」が5月10日、内の子広場で開催されました。本場ドイツのビールや、伝統的な家庭料理「アイスバイン」が提供された他、地元楽団ウィンドアンサンブル・カイツの音楽演奏などもあり、会場はドイツムード一色。今年は同市からの訪問団も参加し、約1,000人の来場者と一緒にジョッキを掲げて盛り上がりました。
■スポットライトが照らす伝統芸や名人芸 文化協会内子支部の芸能発表会
文化協会内子支部の「合同芸能発表会」が5月11日、共生館で開かれました。初めに、寄町佳子(よしこ)芸能部長が「素晴らしい芸も、ほどほどな芸も――。練習を重ねた皆さんの舞台を楽しんで」とあいさつ。特別出演の五十崎中学校総合文化・科学部が『五十崎大凧出世太鼓』でオープニングを飾った他、三味線や剣詩舞、コーラスなど13団体・約80人が自慢の芸を披露しました
■楽しい体験にみんなワクワク「内子町子どもフェスティバル」開催
「子どもたちの元気が、内子町の元気」を合言葉に、「第24回子どもフェスティバル」(同実行委員会主催)が5月17日、共生館で行われました。同フェスティバルは子どもたちの健全育成を目的に毎年実施。当日はあいにくの雨模様で規模を縮小しての開催となりましたが、親子連れなど約1,200人が集まりました。
会場にはスノードームやスライムなどものづくり体験、警察署や陸上自衛隊による車両と装備品の展示、内子未来づくりネットワークによる自然環境を楽しく学べる絵合わせゲームなど、計15団体が工夫を凝らしたコーナーを設置。他にもスーパーボールすくいやヨーヨー釣り、フェイスペイント体験など、小さな子どもまで楽しめるコーナーも充実していました。また屋外では内子町商工会や福祉事業所などがバザーを実施。雨の中でも長蛇の列ができ、お祭り気分を楽しんでいました。
最後に行われたお楽しみ抽選会には、内子まちづくり商店街協同組合が景品を提供。子どもたちは当選者の名前が呼ばれるたびに歓声を上げ、一喜一憂していました。
■春の小田深山に名車がずらり 車好きが語らう「カーミーティング」
「第3回小田深山ノスタルジックカーandスポーツカーミーティング」が5月18日、ソルファオダスキー場で開かれました。町内外のオーナー達の愛車約70台が集結。車を囲んで談笑したり、しゃがみこんでホイールを眺めたりする参加者の姿が見られました。企画した地域おこし協力隊の松下博幸(ひろゆき)さんは「交流の輪の広がりとともに、小田深山を訪れる人をさらに増やしたい」と笑顔でした。
■棚田に子どもたちの声響く 天神小4年生が田植えに挑戦
天神小学校4年生の田植え体験が5月19日、泉谷の棚田で行われました。田んぼを管理する上岡滿榮(みつえ)さん、泉谷で米作りをしている熊野円香(まどか)さんらの協力で実施。上岡さんから植え方を教わった児童らは、泥に足を取られて「冷たい」と声を上げながら、次々と苗を植えていました。熊野さんは「子どもの反応は新鮮。大きくなってもみんなの心に残っていたらうれしい」と話しました。
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