くらし 空き家コラム 3

■空き家の本当にあった怖い話
今回のコラムでは、空き家を放置していて実際に起こった事件をご紹介します。同じような事件が起こる可能性もありますのでぜひご一読ください。
空き家が犯罪に使われないように大切なお家の未来を考えてみませんか。

◆ロレックスの窃盗 2023年11月 大阪府
被害者男性の父親が亡くなり、母親が老人ホームに入ったので2018年から空き家に。2週間に1回は掃除のために訪れていた。線香をあげるため、和室に入るとタンスの引き出しが開けられており、父親の形見で母親が大事にしていた高級腕時計「ロレックス」が盗まれていた。
犯人の男は空き家3軒に侵入。現金の他40万円相当の貴金属を窃盗。

◆偽造事件の温床に 2024年8月 福岡県福岡市他
犯罪グループは架空の人物名と空き物件の住所、本人の顔写真を使って免許証を偽造。その偽造免許証を提示して、クレジットカードや銀行キャッシュカードを作成。
カードは空き物件宛てに発送させ、郵便受けから不在連絡票を抜き取って配達業者に再配達を依頼。届けに来た配達員に接触して偽造免許証を示し、入手していた。
空き家物件の住所が犯罪に使われた、巧妙な手口。犯人は匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の6人。

○相談窓口のご案内
・空き家バンク・補助金情報は
市企画財政課
土佐市高岡町甲2017-1
【電話】852-7609
平日(祝日のぞく月~金)対応

・情報提供・事例紹介などは
土佐市観光協会
土佐市高岡町甲1892-7
【電話】881-3359
平日・土日祝も対応