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■いつもと違うその症状はくすりの副作用かも?
「ポリファーマシー」という言葉を聞いたことありますか?多くの薬を飲んでいるために副作用を起こしたり、医師の指示どおりに薬をきちんと飲めなくなったりしている状態をいいます。単に飲んでいる薬の数が多いことではありません。
当院では、入院された患者さんが持参した薬は、入院時にすべて薬剤師がチェックしていますが、重複していたり、効果が半減するような薬を飲んでいたりするケースをたまに目にします。これらの情報は入院中に使用した薬とともに、退院後も適切な薬物治療が継続できるように「お薬手帳」に添付し、患者さんの退院先に応じて医療機関やかかりつけ薬局等へ情報提供を行っています。
日ごろから、「かかりつけ医」や「かかりつけ薬局」を持ち、処方されている薬の情報を把握してもらうようにしましょう。また、自分に処方されている薬がわかるように「お薬手帳」を持ち、「お薬手帳」は1冊にまとめておきましょう。

問合せ:市民病院
【電話】34-2126