くらし まちの話題

■市内の保育園、小中学校で「あんぱん給食」登場しました!!
7月11日(山田・香北)、15日(物部)に、香美市内の小中学校の給食で「あんぱん給食」が提供されました。これは、連続テレビ小説「あんぱん」をきっかけに、やなせたかし先生が長年、朝食で食べていた「特製野菜スープ」に着目した食育事業の一環として実施されたものです。
「あんぱん給食」は今年1月にも提供されましたが、児童生徒たちから「特製野菜スープにうどんを入れるとおいしそう」という意見があったため、今回うどんメニューにアレンジして提供した学校もありました。給食センターでは、今後も改良を重ねて定番メニューにしていきたいと考えています。
また7月25日には、市内の保育所でも「あんぱん給食」が実施されました。なかよし保育園では給食の前に、園児たちが市の栄養士から、やなせ先生と「特製野菜スープ」のお話を紹介してもらいました。給食では、野菜たっぷりの特製スープを、園児たちが「おいしい!」とおかわりする姿が見られ、おやつのあんぱん・牛乳と一緒に、みんなでおいしく食べました。

○山田の給食メニュー
・特製野菜スープうどん
・スイートポテトサラダ
・あんぱん
・あんぱんが食べたくなる牛乳

○香北の給食メニュー
・特製野菜スープ
・みそぶた丼
・白瓜ときゅうりの和え物
・あんぱん
・あんぱんが食べたくなる牛乳

○物部の給食メニュー
・特製野菜スープうどん
・はちきんコロッケ
・きゅうりの土佐漬
・あんぱん
・あんぱんが食べたくなる牛乳

■万博「にっぽんの宝物レジェンドグランプリ」に(株)スウィーツが出場
6月23日に大阪・関西万博で、地域の逸品を世界に発信する「にっぽんの宝物レジェンドグランプリ2025」が開催され、香美市の株式会社スウィーツが「ザ・カカオロール」で2位に輝きました。これは、2016年から行われたJAPAN大会総合1位か、世界大会グランプリの歴代優勝業者のみが集結した、10年間の集大成の大会です。
「ザ・カカオロール」は通常、チョコレートに含まれる香料や乳化剤、小麦粉までをもまったく使わない世界初の技術で仕上げた、驚くほどカカオの香りが豊かな商品です。この商品は、高知龍馬空港の土産物売り場「ビッグサン」や、とさのさとアグリコレットで販売されています。

■「トン・トン・トン」叩き染め
8月5日に大栃保育園の親子行事で、「藍のたたき染め」が行われました。
藍染に使われる蓼藍(たであい)は、古来から香美市で盛んに栽培され、藍染が産業になっていたこともあるとか…。その蓼藍を使って、子どもたちが自由にデザインし、親子の共同作業で葉っぱの上からトントントン!葉っぱの模様がどんどんできて、素敵なバッグができました。
子どもはもちろん、大人も楽しむことができました♪

■奥物部ふるさと物産館で沖縄三線ライブ開催
7月19日に今年4月にリニューアルオープンした奥物部ふるさと物産館で、沖縄三線(さんしん)ミュージシャンの那音(なおと)さんを招いてライブを行いました。
那音さんは京都府出身で、琉球音楽を学び、2021年には琉球民謡伝統協会の新人賞を受賞されています。現在はライブ演奏で全国をまわりながら、世界の飢餓に苦しむ人々の救済活動や、森林環境保全活動に取り組む「地球愛祭り実行委員」として、ライブ売上の一部を活動基金に寄付されるなど、音楽を通して癒しと喜びを広げる活動をされています。昨年は、物部町内や大川上美良布神社でライブを開催し、自然と歴史豊かな香美市をとても気に入っていただけたので、今年は奥物部ふるさと物産館でのライブが実現しました。
当日は雄大な奥物部湖を背景に、「てぃんさぐの花」、「島人の宝」など約1時間、三線を引きながら熱唱されました。また、飲食ブースを設けた会場には、町内外から約60名の方が来場し、夏のひとときを楽しみました。