スポーツ 仁淀川町から春高バレー出場! 憧れのオレンジコートへ

第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(通称:春高バレー)が1月5日から5日間、東京体育館(渋谷区)で開催され、高知県予選決勝戦で8連覇中の高知高校を破った高知商業高校が、9年ぶりに高知県代表として出場しました。
その中で、仁淀川町から林優空(ゆら)さん、甫木元新太(あらた)さん、山諸太樹(たいじゅ)さん(ともに3年生・池川中出身)がメンバーとして出場し、夢の舞台で躍動しました。
小学校時代は池川PJCに所属し、幼い頃からバレーに打ち込んできた3人。中学校時代は男子バレー部がない中、女子バレー部の仲間とともに練習を重ね、自主練習も怠りませんでした。
1回戦、慶應義塾高校(神奈川県)との対戦は、フルセット1時間30分におよぶ大接戦となりました。残念ながら一歩およばず、初戦敗退となりましたが、3人は、幼い頃から夢見た「春高バレー」に出場し、同じユニフォームを着てオレンジコートでプレーができたことに、最高の喜びと感謝を感じていました。

▽試合結果
1回戦 高知商業 1-2 慶應義塾
1セット 25-23
2セット 18-25
3セット 20-25

■林優空さん
ずっと夢見た舞台でプレーできたことがうれしいです。池川でバレーを始めて、たくさんの人に支えられてあの場所にたどり着くことができて、感謝の気持ちでいっぱいです。結果は1回戦敗退になってしまったけれど、今までの成果を出すことができ、3人であの舞台でプレーできたのが一番良かったです。大学でも続けるので、引き続きがんばります。

■甫木元新太さん
あまり出ることはできなかったけど、最後までチームに貢献することができたので良かったです。これまで楽しいことも苦しいこともあって、やめたいと思ったこともあったけど、チームメイトと競うことで頑張ってこれました。3人でここまでこれて本当に夢のような時間を過ごせました。これからも応援よろしくお願いします!

■山諸太樹さん
小学校4年生のとき、優空に誘われ池川PJCでバレーを始めました。中学校で、大原龍已先生や女子バレー部にお世話になり何とかバレーを続けてこられたので、春高バレーのオレンジコートに立つことができました。今まで支えてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
競技としてのバレーは春高バレーが最後になります(最後に最高の舞台でした)。新太が良いサーブを打ち、僕がスパイクを決めたとき、とてもうれしかったです。優空、新太、今まで本当にありがとう。