くらし 天神ビッグバン 着実に進行中 ひとを中心とした歩いて出かけたくなるまち

●天神ビッグバンとは
警固断層のリスクがあるなか、更新期を迎えた天神地区のビルが耐震性の高い先進的なビルに建て替わることにより、多くの市民や働く人・訪れる人の安全・安心につながるもので、さらに都市機能を高め、新たな空間や雇用、税収を生み出すプロジェクトです。
建て替えに合わせ、緑や水辺、文化芸術、歴史などが持つ魅力にさらに磨きをかけ、多様な個性や豊かさを感じられる、多くの市民や企業から選ばれるまちづくりに取り組んでいます。
令和3年に竣工した天神ビジネスセンターをはじめ、福岡大名ガーデンシティ、ワン・フクオカ・ビルディング(以下、ワンビル)、ヒューリックスクエア福岡天神が竣工しており、令和8年までにエリア内で70棟のビルの建て替えを見込んでいます。

●ゆとりのある空間
天神ビッグバンによる規制緩和を受けたビルでは、建て替えに合わせ、緑やアートなど憩いや潤いを感じる豊かな広場や快適な歩行者空間の創出に取り組んでいます。
福岡大名ガーデンシティにある約3千平方メートルの広場は、地域の交流の場、新たな学びとチャレンジの場、海外からのお客様のおもてなしの場など多種多様な交流の場として活用されており、地域の運動会や夏祭りのほか、博多どんたく中央区演舞台などさまざまなイベントが開催されています。

●歩行者専用道路を新設
ワンビルと天神ビジネスセンターに隣接する「因幡町通り」は、沿道ビル事業者が市と連携し、歩行者専用道路として整備します。
この道路は、公開空地(オープンスペース)を含む全長約110メートル、幅約14メートルに緑やベンチ、統一感のある照明などを設け、周辺ビルの建て替えに合わせて整備が進んでいます。
中央区長は「生まれ変わる天神の街は、ビルが新しくなるとともに、多くの緑やアートなどに囲まれた回遊性のある居心地のよい空間になることを目指しています。今後の展開に期待してください」と話しています。

問い合わせ:区企画振興課
【電話】092-718-1013【FAX】092-714-2141