子育て [田島校区]子どもの防災意識を高める 親子で取り組む災害への備え
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- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県福岡市城南区
- 広報紙名 : 福岡市政だより 城南区版 令和6年4月1日号
田島校区は、レクリエーションを通して、子どもたちに防災への関心を持ってもらおうと、2月17日に田島公民館横の広場で「防災デイキャンプ」を実施しました。
当日は小学生と保護者20人が参加し、災害時に役立つ知識や行動を防災士や消防士などから学びました。
参加者は、ライフラインが止まった時でも、お湯を沸かせば耐熱ポリ袋を使って調理できるレシピを教わりました。家庭で使われるホットケーキミックスの生地でソーセージを包んだホットドッグ作りを体験し、子どもたちからは「簡単にできて、おいしい」と人気でした。
また、クイズを通して、地震発生時に取るべき行動や避難時の服装のポイントなどについて考えたり、高い所から避難する場合にも対応できる、ほどけないロープの結び方を練習したりしました。
火災の発生を想定した消火訓練では、まずは大きな声で助けを呼ぶことの大切さを学びました。「ピ・ノ・キ・オ」の・ピンを抜く・ノズルを持つ・距離をとる・(レバーを)押す―を合言葉に消火器の使い方を習い、子どもたちは火に見立てた的を狙って放水しました。
参加した小学生からは「地震が起きた時のために、必要な物を家族で考えて準備しておきたいです」「消火器を初めて使いました。火事が起きた時に役に立ちそうです」などの声が聞かれました。
防災士で同校区防災・防犯部の松石晴美さんは「災害時は、子どもも自分にできることを考えて行動することが大切だと思い、防災デイキャンプを企画しました。親子で防災について話し合い、備えるきっかけにしてほしいです」と話しています。
問い合わせ:区企画振興課
【電話】092-833-4053【FAX】092-844-1204