くらし シリーズ 久留米と郡山 姉妹都市50周年・これまでとこれから(3)

■楽しい時も 苦しい時も
令和7年は久留米市と福島県郡山市が姉妹都市締結して50周年。
両市の交流の軌跡を4回シリーズで紹介します。

久留米市と郡山市は、さまざまな交流をしています。昭和56(1981)年に青少年親善交流事業を開始。子どもたちがお互いの市を訪問して歴史や自然、文化を学び、レクリエーションなどで交流を深めます。
食や文化、スポーツなど楽しい交流だけではありません。それぞれの市で災害が発生したときは、職員をいち早く派遣したり救援物資を届けたり、苦難の時もお互いを思い、協力し合っています。

◆久留米と郡山 交流の軌跡
◇スポーツ交流
久留米市で開催される少年野球の大会に郡山市のチームを招待。交流試合を通じて親睦を図ります。

◇給食交流
お互いの市の郷土料理を学校給食で提供。子どもたちは食を通じてお互いの文化を学びます。

◇災害復旧支援
令和5年7月に久留米市が大雨で被災したときは、郡山市から2人の職員が約9カ月間派遣されました。林道の復旧や土砂撤去に尽力してくれました。

平成23年に東日本大震災が発生。久留米市からはいち早く職員と給水車が郡山市に出発。その後も、平成28年まで延べ100人の職員を派遣しました。

■派遣職員インタビュー
久留米市農村森林整備課 遠藤修平さん
平成25年4月から1年間、応援職員として郡山市に赴任。道路の除染や除雪作業を担当しました。
赴任中は、旧久留米藩士の子孫と交流するなど貴重な体験もできました。派遣から10年以上たちますが、郡山市の職員と福島の桃と久留米の柿や梨を送り合うなど、今も交流を続けています

■郡山市職員イチ推し あがらんしょ!郡山グルメ
◆鯉料理
食用鯉の生産量が日本一の郡山市では、地元飲食店で和洋中さまざまな鯉料理を味わえます
郡山市観光政策課 會田智恵さん
※「あがらんしょ」は郡山の方言で「食べてみて」

◎鯉の魅力を動画で紹介
※QRコードは本紙P.15をご覧ください。

◎次回は、「50周年記念プレゼントクイズ」などを7月号に掲載予定です

問い合わせ先:総務課
【電話】0942-30-9052
【FAX】0942-30-9706