その他 謹賀新年

令和七年元旦
田川市長 村上卓哉(むらかみたくや)

市民の皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、日頃から市政運営にご支援とご協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。
昨年の元旦を襲った能登半島地震から1年が経ち、少しずつ復興が進んではおりますが、いまだ避難所での生活を余儀なくされている方々も多くおられます。犠牲になられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災されたすべての皆様にお見舞いを申し上げます。また、昨年に引き続き、政治や経済、国際関係においては、国内外ともに変化の激しい状況が続いております。
そのような中でも、市民の皆様が元気に輝き、安心して暮らすことができるよう「田川に元気を取り戻す」という強い決意を持って、さまざまな重点政策に全力で取り組んでまいりました。特に「こども家庭センター」の設置による0歳から18歳までの切れ目のない支援体制の構築、学校給食費の完全無償化や子ども医療費助成の拡充は、子育て世代の皆様の大きな支えとなっていることと確信しております。また、閉校した中学校への企業誘致や「サツマイモプロジェクト」による農産特産物の創出など、地域経済の活性化も一歩前進。さらに、コミュニティバスの路線見直しや、デジタル化による窓口や手続き・行政サービスの見直しなど、市民の利便性の向上も順次進んでおります。
今後も、7つの政策である「子育て支援」、「教育改革」、「福岡県立大学との連携」、「高齢者福祉拡充」、「地場産業の育成」、「環境保護」および「公平公正な市政」の実現に向け、着実に歩みを進めてまいります。市民の皆様とともに一丸となって、一緒に元気な田川市を創り上げてまいりましょう。
本年が市民の皆様にとって素晴らしい一年となることを祈念いたしまして、年頭のあいさつとさせていただきます。