- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県八女市
- 広報紙名 : 広報八女 2025年1月1日号
冬はインフルエンザの流行時期で、特に1~2月は流行のピークです。感染すると、肺炎や脳症などを起こし、重症化することもあります。一人一人が予防して、感染を広げないようにしましょう!
【Point】どうやって感染する?
インフルエンザウイルスの感染は、飛沫感染と接触感染の2つにより起こります。
▽飛沫感染
感染者のくしゃみや咳、つば等の飛沫と一緒にウイルスが飛び出し、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込むことで感染します。
学校や職場などの人が多く集まる場所で起こりやすいです
▽接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後に、その手で周りの物に触れると、ウイルスが付きます。別の人がその物に触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。
電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなどの多くの人が触れる場所で起こりやすいです。
【Point】予防方法は?
▽正しい手洗い
・帰宅時や調理の前後、食事前などに、こまめに手を洗いましょう。
・石けんをよく泡立て、手首や、指の付け根、指先・爪の間まで30秒程度かけて、ていねいに手を洗いましょう。石けんで洗い終えたら、十分に水で流し、清潔なタオルや、ペーパータオルで拭きましょう。
▽適度な湿度を保つ
・空気が乾燥すると、のどの粘膜も乾燥することで防御機能が低下し、感染しやすくなります。乾燥しやすい室内では加湿器などを使っ
て、適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
▽生活習慣を整える
・普段からの生活習慣も大切です。日頃から十分な休養とバランスのとれた食事を心がけ、体の抵抗力を高めましょう。
▽室内ではこまめに換気をする
・常時換気設備や換気扇を運転したり、時々窓を開けたりして換気を行いましょう。
●インフルエンザの予防には、流行前にワクチン接種する方法もあります。接種を希望する人は、医療機関にご相談ください。
問い合わせ:健康推進課保健指導係
【電話】23-1352