子育て 特集 ちくごファミリー・サポート・センターでささえあう子育て
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- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県筑後市
- 広報紙名 : 広報ちくご 令和7年6月号
お手伝いしてほしいとお手伝いしたいを、つなぎます。
ファミリー・サポート・センター(以下、ファミサポ)は、子育て世代を地域で支える事業です。「子育てのお手伝いをしてほしい人」と「子育てのお手伝いができる人」をつなぎ、「地域で助け合う子育て」を支援しています。
援助をしてほしい「依頼会員」と援助をしたい「提供会員」、その両方を兼ねる「両方会員」の3種類の会員で構成されていて、提供会員・両方会員として活動する、地域の皆さんの支えによって成り立っています。
また、地域のつながりやネットワークづくりを大切にしており、この事業をきっかけに、地域の輪が広がることを目指しています。
■あなたの「チカラ」を待っています
子育てボランティア講習会を開催します。受講後は、ファミサポ会員(提供・両方会員)として活動することができます。一緒にちくごの子育てを支えませんか。
日時:6月2日(月)~7月23日(水)(全8回)
場所:おひさまハウス
受講料:無料
申込み・問合せ:ちくごファミリー・サポート・センター
【電話】53-3123
申し込みはこちらからもできます
※二次元コードは本紙をご覧ください。
■提供・両方会員の声を聞いてみました
自分にもできるかな?実際の活動はどんな感じ?
[提供会員]田中智津子さん
とにかく子どもが大好きです。保育士の仕事から離れ、寂しく感じていた時にファミサポの職員さんから声をかけてもらい活動を始めました。「初めてのハイハイ」など、子どもたちの成長に立ち会う場面もあり、毎日が発見の連続です。子どもたちが「また行きたい」と言ってくれたり、成長した子たちが今でも連絡をくれたりと、うれしいことも多いです。
自分の孫は大きくなりましたが、また孫のような子どもたちと触れ合うことができて幸せです。
[両方会員]石橋美香さん
「依頼会員」として子育てを助けてもらった経験から、自分と同じように援助を必要としている人の助けになりたい、という思いで登録しました。「両方会員」に登録するために受講した、子育てボランティア講習会での「できる人が、できる事を、できる時に」という講師の言葉に共感し活動しています。
3人の子どもを育てた経験を、忘れないうちに活動に生かしたいという気持ちもありました。自分も通ってきたので子育ての大変さはよく分かります。だからこそ、子育て真っ最中の人たちに、ファミサポで「ちょっとしたおせっかい」という手助けができればと思っています。
自分にとっても、家庭や職場以外のコミュニティーが作れたことは、とても素敵(すてき)なことだなと感じています。
■ファミサポを利用して
初めて預けた時は、罪悪感でいっぱい。心配でソワソワしていましたが、慣れてくると子どもも楽しんでくれるようになり、自分にも心の余裕ができるようになりました。今は、リフレッシュや通院などの際に利用しています。いろいろな人と関わることが、子どもの成長に良い影響を与えていると感じています。
預かり前の打ち合わせもしっかりしてくれるので安心です。提供会員さんやファミサポの職員さんたちと会話を重ね、気持ちを共感してもらうことで子育てを楽しめています。
誰もが楽しい子育てを
[依頼会員]星沙野香さん
▼ファミサポに登録しませんか
会員の対象:
[依頼会員]市内に住んでいるまたは勤務している、生後3カ月から小学6年生までの子どもがいる人
[提供会員]子育てボランティア講習会を受講した18歳以上の人(保育士、子育て支援員、子育てマイスター認定者は、一部講習を免除)
[両方会員]上記会員のどちらにも該当する人
利用の流れ:利用の際には登録が必要です。「依頼会員」が援助の依頼をすると、ファミサポが条件に合う「提供(両方)会員」を調整して紹介。事前打ち合わせ後に、有償で援助活動を行います。
問合せ:ちくごファミリー・サポート・センター
【電話】53-3123