- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県大野城市
- 広報紙名 : 広報「大野城」 令和7年4月1日号
『あ行訓』
コロナ禍明けのニューノーマル社会でやってきたのは本格的なネット時代。今や、生成AIが古代の不思議を解き明かし、宇宙の彼方の動きまでもキャッチしてくれます。
一方、巣ごもり生活で忘れかけていた対面交流の価値というのも見直されているように思います。ある会合で学んだ『あいうえおの話』は、ある意味でAIと対極を成すのではないかと考え、ここに紹介いたします。
(あ)は愛、(い)は命、(う)は運、(え)は縁、(お)は恩です。コロナ前の地域社会に置き忘れてきた大切なものを示唆している『あ行の5文字』。
私の解釈では「愛から始まる命の輝き、運命の出会いの数々の中で、縁あれば花は開き、恩ありてこそ実を結ぶ人生」となります。
4月1日に、コロナ禍での苦学を乗り越えてきた15名の新人職員が入庁します。Z世代の若者たちの潜在能力は高いものがあります。辞令交付式では、『あいうえおの話』をしたいと準備しています。 (むねじ)