- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県大野城市
- 広報紙名 : 広報「大野城」 令和7年4月15日号
対象者:次のいずれかに当てはまる人
(1)65歳以上(令和8年3月31日までに65歳となる人も含む。)
(2)60歳から64歳までの人で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に、日常生活活動が極度に制限される程度の障がいがある(身体障害者手帳1級程度)
※50~64歳の人は、帯状疱疹予防接種の費用に対する助成金があります。詳細は、広報大野城5月1日号および市ホームページでお知らせします。
自己負担額:
・乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン)…1回当たり4900円
・乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス)…1回当たり1万円(2回で2万円)
※市民税非課税世帯、生活保護世帯は無料(未申告の人は申請前に市税課に申告してください)。次に記載する時期に転入した人が、料金免除を希望する場合は、課税状況の確認書類が必要ですので、事前に問い合わせてください。
・令和6年1月1日以降に転入した人 4~6月に申請
・令和7年1月1日以降に転入した人 7月以降に申請
※接種後の払い戻しはできません。
使用ワクチン:乾燥弱毒生水痘ワクチンと乾燥組換え帯状疱疹ワクチンの2種類があります。どちらかのワクチンを接種してください。乾燥弱毒生水痘ワクチンと乾燥組換え帯状疱疹ワクチンとでは、接種回数や方法、スケジュール、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なりますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。
■ワクチンの種類と概要
※病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある人などは、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1カ月まで短縮できます。
■帯状疱疹に対するワクチンの効果(報告)
※合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。
■主な副反応とその発現割合
ワクチンを接種後に次のような副反応が現れることがあります。また、頻度は不明ですが、乾燥弱毒生水痘ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、乾燥組換え帯状疱疹ワクチンについては、ショック、アナフィラキシーが現れることがあります。
※ワクチンを接種した部位の症状 各社の添付文書より厚生労働省にて作成
資料)厚生労働省作成「帯状疱疹の予防接種についての説明書」