くらし 国際交流・韓国

◆ユッノリ

太宰府市国際交流員金辛泫(キムシンヒョン)

新年あけましておめでとうございます。セヘボッマニバドゥセヨ(新年、福をたくさん受け取ってください)。
韓国では旧暦の1月1日、すなわち「ソルラル」に、家族や親しい人々と一緒に伝統的な遊びを楽しむ習慣があります。その中でも代表的なものが「ユッノリ」というゲームです。
このゲームは、木製の棒「ユッ」を4本投げ、出た目に応じて駒を進めたり戻したりしながら、相手より先にゴールを目指すボードゲームで、一般的にはチーム対抗で行います。
ユッの出目には「ド(1歩)」「ゲ(2歩)」「ガル(3歩)」「ユッ(4歩)」「モ(5歩)」があり、それぞれ独自の呼び名がついています。特に4歩や5歩が出た場合、もう一度「ユッ」を投げることができ、運が良ければ一度で複数回のチャンスを得ることができます。
特に「ユッノリ」の面白い点は、同じチームの駒の上にピッタリと止まると、次からその2つの駒を一度に進めることができる点です。逆に相手の駒を自分の駒で「捕まえる」ことも可能で、捕まえた相手の駒は最初からやり直さなければなりません。これにより、戦略的に駒を進めながら相手を上回るチャンスが生まれます。
「ユッノリ」は運と戦略のバランスが魅力で、子どもから大人まで一緒に楽しめる遊びです。特に旧正月には、食事の後にみんなで笑い合いながらプレイする風景がよく見られます。

※韓国語のハングル表記は本紙23ページをご覧ください。